不人気だった「麦わらの一味」ブルックが「有能」に!評価を変えた戦いとは
麦わらの一味の音楽家・ブルック。これまであまり見せ場がなく、「何でメンバーにいるの?」と言われることもしばしばありました。一方でビッグ・マム戦ではブルックならではの多彩な特殊能力が活かされ、「もしかしたら超有能なのでは?」と囁かれています。
もう「ゾロとかぶっている」とは言わせない?
最終章に入り、毎週話題の尽きない『ONE PIECE』の魅力のひとつは、麦わらの一味を始めとした個性豊かなキャラクターたちです。ルフィの「(仲間は)10人はほしいなァ!!」という希望のもと、一味にはさまざまな役割と能力を持った仲間が集まっています。
しかし、そんなメンバーのひとりであるブルックは、これまであまり活躍の場がなかったことから「何でメンバーにいるの?」と、一部読者から言われることもありました。ところが、「ホールケーキアイランド編」でのビッグ・マム戦では多彩な能力で活躍し、「実は超有能なのでは?」と評価が変わってきているようです。
ブルックは一度死亡して、「ヨミヨミの実」の力で蘇った骨人間です。早斬りが自慢の剣士でもあり、またさまざまな楽器を弾きこなせる優れた音楽家でもあります。しかし、ネット上では「剣士はゾロと被るからいらない」「剣士としてあきらかにゾロの方が格上」など、ゾロと比較して見せ場も少なく、「影が薄い」とのイメージを持つ人が多かったようです。
そんなブルックですが、ビッグ・マムとの戦いでは多くの重要な働きを見せ、「もしや優秀?」「急に便利キャラになった」「株をぶち上げた」と、その有能さが話題となりました。身体がバラバラになっても治せることや、水上を走れる、演奏で眠らせるなどブルックならではの能力に、「よくよく考えたらチート」と、評価が高まっています。
ちゃっかりとビッグ・マムが所有していたポーネグリフの写し絵を取ってきたほか、どさくさに紛れてマザー・カルメルの写真を割る、ビッグ・マムに従うゼウスを真っぷたつに斬るなど、次々と有能さが光るシーンが登場しました。この活躍には、「特殊能力が多すぎる」「チームに必須の便利屋」「とにかく気が利く。さすが最年長」といった声が続出しています。
これまでは「ブルックいらない」と言われがちでしたが、そもそも音楽家はルフィが冒険当初から欲しがっていた仲間で、ブルックはあっさりと仲間入りを果たしました。そして、2年間の修業の間には「ソウルキング」とまで呼ばれる大スターになり、音楽家としても進化したほか、「音楽による催眠」や「魂の喪剣(ソウル・ソリッド)」など、剣士としてもゾロやほかのキャラにはない独自の技を駆使するようになっています。
死なないことはもちろん、魂だけで移動して情報収集するなどブルックにしかできないことはたくさんあります。最終章ではどんな活躍を見せてくれるのでしょうか。
(マグミクス編集部)