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PCアダルトゲームが残した「功績」は大きかった? 時代を席巻するクリエイターたち

1980年代後半から2000年代にかけてパソコンのアダルトゲームは高い人気を集めていました。多くのクリエイターがデビューの機会や生活の糧を求めてアダルトゲームの世界に飛び込み、数多くの傑作名作を生み出して実績や人気を積み上げています。そのなかには今も最前線で大活躍を続けるクリエイターも含まれていました。

「ニトロプラス」でデビューした脚本家

アダルトゲームブランド「ニトロプラス」のノベルゲーム「Phantom PHANTOM OF INFERNO (Xbox版)」。虚淵玄氏のデビュー作としても知られる
アダルトゲームブランド「ニトロプラス」のノベルゲーム「Phantom PHANTOM OF INFERNO (Xbox版)」。虚淵玄氏のデビュー作としても知られる

 1980年代後半から2000年代初頭にかけて、パソコンでプレイできるアダルトゲームは高い人気を誇り、一大ジャンルを築いていました。若きクリエイターたちはチャンスや生活の糧を求めてアダルトゲームの世界に飛び込み、その才能を次々と開花させていったのです。

 しかし2002年を頂点にアダルトゲームの市場は縮小しており、腕を振るったクリエイターたちも今では別のジャンルで仕事をしている……というケースも多くなっています。そのなかには超一流のクリエイターとして今なお傑作名作を世に送り出している方々も存在しているのです。懐かしの名作を作り上げた方々が近年は何をしているのでしょうか。

 アダルトゲームジャンルでデビューし、その後に大活躍しているクリエイターの代表例としては、虚淵玄(うろぶち げん)氏が挙げられるでしょう。虚淵氏はゲーム制作会社「ニトロプラス」の処女作『Phantom -PHANTOM OF INFERNO-(ファントム ファントム オブ インフェルノ)』でデビューを果たし、その後も『吸血殲鬼ヴェドゴニア』『鬼哭街』『沙耶の唄』など、ひと癖もふた癖もある傑作、名作、問題作を次々と 手掛けました。

小説家としても活躍しており、2004年には『Fate/Zero(同人版)』を執筆、その他にも多数のノベライズを担当しています。

 2008年には『ブラスレイター』でシリーズ構成・脚本を担当しアニメ方面にも進出。2011年の『魔法少女まどか☆マギカ』では事前に虚淵氏が脚本を担当することが明らかになっていたため、蒼樹うめ氏の可愛らしいキャラクターデザインであるにも関わらず、おそらく凄惨な内容の作品だろうと推測しているファンが多く、事実その通りとなりました。

 2013年には『仮面ライダー鎧武/ガイム』のメインライター担当し特撮方面にも進出。2016年に放送された人形劇『Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀』では原案と全話脚本、総監修を務めています。今なお活躍の幅を無限に広げつづける虚淵氏の活躍は、まだまだ続きそうです。

【画像】アダルトゲームがなければ生まれなかった? アニメ・ゲームファンを熱狂させた作品たち(6枚)

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