【漫画】大学教授の朝が早い理由とは? 猫との共同生活に「飼われているのは人間では」
大学で教授をしているレオンの朝は、愛猫のジャックの目覚ましで目が覚めます。普段はキリッとしている紳士なレオンのキリッとしていないシーンとのギャップにキュンとします。作者の北郷 海さんにお話を聞きました。
猫を飼っている人からは共感の声も!

イギリスの大学で哲学を教えている、老紳士のレオン・アンダーソンは、愛猫ジャックと忙しい朝を送っていました。ジャックとのあわただしい朝を、どうにかやり過ごし、大学へ行きますが……。
北郷 海さん(@kitagoukai)が「猫を飼っているおじさんの一日」というコメントとともにTwitterに投稿された、創作マンガ「職人は夜も早い」が話題を集めています。本作は「COMICポラリス」にて連載中の『Good Morning Leon』の第2話で、Twitter上での投稿には5.9万を超える、いいねがついています。読者からは「癒やし」「おじ様も猫もかわいすぎる」「この組み合わせは最強すぎる」などの声があがっています。
作者の北郷 海さんにお話を聞きました。
ーー「職人は夜も早い」のお話はどのようにして生まれましたか?
第1話が「職人の朝は早い」だったので、対になるようにしてみました。
ーー日本人以外の方からも感想が寄せられています。特に印象に残った読者の声について、教えて下さい。
シャム猫の原産地がタイだからか、タイの方からコメントをいただきました。ニュアンスは理解しきれていないかもしれないのですが、かわいいと言ってもらえてうれしかったです!

ーー猫を飼っている人から「めっちゃ分かる!」などの共感の声があがっています。特に印象に残った読者の声について、教えて下さい。
夜、猫が布団にモゾモゾと入ってくるシーンについて共感の声が多かったのですが、「この作品の猫はいい子だ。うちの猫はベッドの真ん中を占領して、いつの間にか自分が端っこに追いやられている」という意見も多くて笑いました。
ーー本作も収録されている『グッドモーニングレオン』第1巻が好評発売中です。本作の見どころとあらすじをご紹介いただけますか?
基本的に、英国の大学教授レオンとその飼い猫ジャックの楽しい日常の話です。レオンは、外見は良いけれど少し寂しい人で、猫のジャックに日々支えられています。ゆったりした空気感を感じてもらえるといいなと思います。曲でいったらアローン・アゲインくらいのテンポ……伝わったらうれしいです(笑)。コードデザインさんが手がけた装丁がとても素敵で、カバーを外した本体表紙や、帯の裏なども楽しめるのが見どころです。
ーー北郷 海さんは、さまざまな作品を世に排出し続けています。創作するうえでの原動力になるものはありますか?
もともと、マンガだけではなく、音楽やゲーム、舞台、小説、お笑い、スポーツ観戦など……エンターテイメントがとにかく好きで、それに触れていると自分のアイデアも湧いてくることが多いです。
●北郷 海さん 過去のインタビュー
(マグミクス編集部)