マグミクス | manga * anime * game

天才なのに「不遇」なサッカーキャラ ファンが泣いた、急死の悲劇も

敵はダイエット? サッカーマンガ界異例のぽっちゃり天才

「死神」の異名を持つ成神蹴治が表紙 『デイズ』第31巻(原作:安田剛士/講談社)
「死神」の異名を持つ成神蹴治が表紙 『デイズ』第31巻(原作:安田剛士/講談社)

●『デイズ』成神蹴治

 続いては「週刊少年マガジン」で連載されていた『デイズ』(著:安田剛士/講談社)に登場する成神蹴治です。都立桜木高校の10番を背負う彼は、身長155cmと小柄ながらも、素早いドリブルとゴールへの嗅覚を持ち合わせているフォワードで、対戦相手を一瞬にして地獄の底に突き落とす姿から「死神」の異名を付けられるほどです。

 しかし、そんな蹴治には体が弱いという弱点があります。幼いころから喘息を患っており、最初から最後までフルに試合に出場することができません。しかし、その分試合に出たいという気持ちとゴールへの執念は人一倍に。天才でありながら強いハングリー精神も持ち合わせたことが強力ストライカーへ成長させた要因となっています。

●『GIANT KILLING』椿大介

 続いては『GIANT KILLING』(著:ツジトモ 原案:綱本将也/講談社)に登場する椿大介です。

 元々無名選手だった彼ですが、抜群のスタミナとスピードの才能を監督の達海猛に見い出され、レギュラーとして抜擢されます。しかし、当初はそんな持ち味をまったく生かせないほどプレッシャーに弱いという弱点を抱えていました。しかも、気持ちを強く持てない自分に対して悩むことで、さらにプレッシャーに押しつぶされるという悪循環に。

 そんな椿の才能が覚醒したキッカケは、達海からの熱いゲキでした。「何度でもしくじれ」「お前の中のジャイアントキリングを起こせ」という言葉を胸に、ある試合中、サポーターの応援やコーチたちの声、ピッチの隅々までの様子を感じ取れるゾーン状態に突入。自身のスピードを生かした迫力あるドリブル突破は敵も味方も驚かせました。自分の弱さから逃げずに走り続ける椿の成長は読者にも大きな勇気を与えてくれます。

●『エリアの騎士』荒木竜一

 最後は「週刊少年マガジン」で連載されていた『エリアの騎士』(著:月山可也 原作:伊賀大晃/講談社)に登場する荒木竜一です。

 日本サッカー界でも屈指の「天才」と言われていた逢沢傑が認めた天才ミッドフィルダーで、敵を翻弄するテクニックは「魔術師」と呼ばれています。

 しかし、そんな荒木には太りグセという意外な弱点がありました。主人公の逢沢駆と出会った当初は、まともに走ることもできないほどのぽっちゃりぶり。その後、サッカーへの情熱を取り戻してダイエットを始めるものの、リバウンドもしばしばあり、試合中にスタミナが切れてしまうこともありました。万全な状態になったときの期待感は抜群ですが、その一方では「天才」キャラでは異色の親しみやすさを発揮しました。

(吉原あさお)

【涙がとまらない】不遇過ぎる天才サッカーキャラを見る(5枚)

画像ギャラリー

1 2