嫁さんが美人すぎて驚いたマンガキャラ3選 「負けた」「理由が分からん」
変態、頼りない、お調子者……普段の立ち振る舞いからは想像できないほど、実は美人な妻がいるというギャップを持つアニメキャラクターは少なくありません。そんな美人な妻とのラブラブなエピソードも知ると、意外な素顔が見えてくるかも?
何故か美人な妻がいる? 信じられないキャラクターたち
アニメやマンガでは、どこか抜けていたり、お調子者だったり、底辺を這いつくばるような生き方をしているキャラに限って、びっくりするぐらい「美人な奥さん」がいるという設定も少なくありません。主人公たちに呆れられるダメ人間なのに、実は美人な妻がいることが発覚して「何で!?」と驚くファンも多かったキャラを振り返ります。
●「天使が悪魔と結婚した」と称された!『ドラゴンボール』ミスター・サタン
屈強で戦闘力の高いキャラクターが多い『ドラゴンボール』で、コメディ要素の強いムードメーカーとしておなじみのミスター・サタンは、格闘技の世界チャンピオンで、悟空をはじめとする規格外の強者が天下一武道会に参加しなくなった時期の、普通の人間寄りの優勝者でもあります。
作中でサタンは妻と死別していることに触れられていますが、後にフルカラー版コミックス「魔人ブウ編」6巻の質問コーナー「龍球(ドラゴンボール)問答」において、鳥山明先生が「サタンの奥さんはミゲルという名前の美人歌手」「ミゲル(天使長)という名前なので、サタンとの結婚時には天使が悪魔と結婚と騒がれた」という裏設定を明かしました。
サタンはひとり娘のビーデルと暮らしていますが、妻のミゲルが亡くなった後はチャンピオンであることを利用して女性と遊びまくっており、ビーデルに呆れられています。ミゲルはサタンの初登場時にはすでに亡くなっており、はっきりと姿は分かりませんが、「天使が悪魔と結婚」と騒がれていたこと、ビーデルが父とは似ても似つかない美人であることから考えると、かなりの美女だったのかもしれません。格闘技チャンピオンと有名歌手が結婚、という文面だけなら現実世界でもありそうな話ですが、一部の読者は「あのサタンが?」と驚いたようです。
●ロマンチックなプロポーズにキュン!『名探偵コナン』毛利小五郎
『名探偵コナン』の作中において、毛利小五郎はコナン(工藤新一)の「隠れ蓑」の役割を担っており、世間で「眠りの小五郎」と評される有名な探偵になっています。ガサツで短気な性格であり、的外れな推理を披露して誉められると調子に乗って高笑いする様子は、コナンや蘭にしばしば呆れられていました。
そんな小五郎の妻・妃英理(きさき・えり)は、初登場時にコナンも「すげー美人」と思うほどのクールビューティです。頭脳明晰で「法曹界の女王(クイーン)」という異名を持つ敏腕弁護士と、小五郎と結婚したのが不思議に思えてきます。
小五郎と英理はもともと幼なじみであり、大学時代に結婚。小五郎からのプロポーズの言葉は「おめぇのことが、好きだからだよ、この地球上の誰よりも」となんともロマンチックです。しかし、その後、英理が怪我(小五郎が人質になった英理を助けるために敢えて足を撃った)をおして作った料理があまりにも不味く、小五郎が「こんなもん作るくらいならさっさと寝てろ!」と一喝したことが原因で、離婚はしていないものの別居中の状態です。
ふたりは顔を合わせるたびに喧嘩を繰り返していますが、関係性は決して悪くありません。英理が逆恨みから誘拐されてしまうエピソードでは、英理を救い出すために小五郎はビルの4階まで1階の雨どいから自力でよじ登るという驚きの行動に出ます。さらに英理の裸をネットに流すと脅す犯人に、「英理の裸を見ていいのはこの世で唯一俺だけだ」と言って投げ飛ばしていました。
どこか抜けているけれど憎めない小五郎と頭脳明晰で美人な英理は、意外なカップルに見えますが、相性はバッチリなのかもしれません。