『ワンピース』劇場版・敵キャラで「最強は?」論争 「覇気ヤバい」「本編よりチート」
多くの劇場作品が公開されている大人気マンガ『ONE PIECE』では、劇場版オリジナルの敵キャラも多数登場し、激しいバトルでファンを魅了しています。そんななか、ネット上では「劇場版の敵で最強は誰?」という話題が盛り上がっていました。
腕力だけじゃない! 「劇場版最強の敵キャラ」を巡り議論大白熱
劇場版『ONE PIECE』は、マンガとは違うオリジナルストーリーを展開し、いつもファンを楽しませてくれています。また映画版には、独自の強敵が登場するのも魅力のひとつです。そんななか、「劇場版『ONE PIECE』で最強だと思う敵は?」という話題がネット上で盛り上がりを見せていました。歴代の劇場版に登場した強敵のなかから、多くの支持を集めたキャラクターを何人か紹介します。
「最強説」で最も有力視されているのが、劇場版『ONE PIECE STAMPEDE』に登場する元ロジャー海賊団のダグラス・バレットです。世界一の祭典である海賊万博が開催され、お宝争奪戦に熱狂しているところに、ダグラスは突如乱入してきました。
「ガシャガシャの実」の「合体人間」で、鉄くずやがれきから潜水艦や兵器を作ることも可能、さらに無機物を合体させて作ったロボットに強力な「覇気」をまとわせて攻撃するなど、かつて「バレットひとりの討伐のために『バスターコール』が発動された」のも、納得がいくほどの強さを見せています。
バレットはルフィたち最悪の世代も圧倒し、最終的には海賊、王下七武海、海軍、革命軍、CP‐0の一部が集まった、「共闘チーム」を作って戦うほどの敵でした。ネット上でも「ロジャー海賊団ナンバー2って強すぎない?」「能力も覇王色の覇気もヤバい!」「『強さ』への執着が怖かった」「本編の敵よりヤバいかも」など、「最強」という意見に賛同する声が多いようです。
また、『ONE PIECE FILM Z』に登場するゼットも有力候補のひとりです。ゼットは、赤犬・青雉・黄猿を教え子に持つ、「黒腕のゼファー」と呼ばれた伝説の元海軍大将です。映画内ではNEO海軍を名乗り、全ての海賊の抹殺を目指し、ルフィたちに襲い掛かります。悪魔の実の能力はなく、海楼石製のスマッシャーと覇気と基礎戦闘力でルフィたちをする姿にも、人気が集まっているようです。ネット上では「ゼット先生が一番好きだわ」「ゼット先生の生きざまに惚れる」と、その強さだけでなく、かつて「誰よりも海軍の正義を信じた男」と言われた男気あふれる性格も相まって、高い評価を得ていました。
上記のような、歴戦の「最強ジジイ」とは別タイプでルフィたちを圧倒したのが、2022年の最新作『ONE PIECE FILM RED』に登場する、シャンクスの「娘」・ウタです。覇気や戦闘力こそルフィたちには劣りますが、「ウタウタの実」の特殊な能力でルフィたちを苦しめることに。このように精神に影響を及ぼすタイプは、ルフィたちの強さに関係ない強敵と言えるでしょう。「初見殺し過ぎる」「世界を滅ぼせるのでは」と、その能力の恐ろしさで、「最強」に推す声も多くありました。
劇場版の新作が出るたびに、ルフィたちの前に新たな強敵が立ちはだかり、壮絶なバトルを繰り広げてくれています。マンガ『ONE PIECE』本編は最終章を迎えていますが、あと数年は劇場版が作られる可能性もあるでしょう。今後どのような強敵が現れるのか、楽しみなファンも多いようです。
(マグミクス編集部)