【漫画】「ばらばらになっちゃった」 息子がチキンカツに絶望! 理由に「確かに」「的を射ている」
今日の倉田家の晩ご飯は、チキンカツ! 大喜びの息子が食べようとチキンカツにフォークを刺しますが、衣とお肉がバラバラになってしまい……。作者の倉田けいさんにお話を聞きました。
大人が絶望しないのは、なぜ?
今日の倉田家の晩ご飯はチキンカツ! 大喜びの息子が、フォークで一生懸命取ろうとしますが、身と衣がバラバラに分かれてしまって……。
倉田けいさん(@kurata_kei)によるエッセイマンガ『チキンカツの絶望』がTwitter上で公開されました。いいね数は1.5万を超えており、読者からは「こうして色んな不条理を学んでいくんだな」「勉強になる」「今でも何かでこれをやってる気がする(笑)」などの声があがっています。
作者の倉田けいさんにお話を聞きました。
ーー『チキンカツの絶望』のお話をマンガにしようと思いついたきっかけを教えて下さい。
普段からあらゆることに絶望しているので(だいたい「○○をしたかったけどできない」といったタイプが多いのですが)、大人にとっては「できなくても仕方ないよ」と思うようなことをなぜこんなに情熱的に絶望できるんだろう……と常々思っていたのでマンガにしました。
ーー倉田さんのお子さんは、本作ではチキンカツや積み木に絶望する様子が描かれています。チキンカツや積み木以外にも絶望したことはあるのでしょうか? 最近の絶望エピソードがあれば教えて下さい。
「何かをしたかったけどできなかった」系が多いです。チキンカツも、「バラバラになったこと」というよりは「元の形状のままフォークで刺せなかったこと」に絶望していた感じがします(あのあとキレイに刺そうと頑張っていたので)。最近だと「お味噌汁(液体)が箸で挟めなかった」ことも悲しんでいました……。
ーー読者から「分かる!」など、多くの共感の声が寄せられています。特に印象に残った読者の声について、教えて下さい。
いま、まさにたくさんの絶望を見守っている親御さんからのコメントが多く、幼児さんたちは、みんなそれぞれ絶望と戦いながら頑張っているんだなぁ……(そして親御さんたちお疲れ様です)という気持ちになりました。
ーー倉田けいさんは、鉄道旅行情報サイト「トレたび」で、「あるある! みんなの子鉄エピソード」という電車と子供に関連したマンガを連載中です。概要や見どころを教えて下さい。
身の回りの電車好きのお子さんに関するエピソードを募集してマンガ化する連載です。私も子鉄の親として、「あるある!」と共感しながら描かせていただいております。子供の「好き」を楽しく見守る、がテーマの連載なので、「子鉄」の親御さんはもちろん、いろいろな方に楽しんでいただけると思います。読んでいただけるとうれしいです!
ーー今後の創作活動のご予定や、チャレンジしてみたいことについて教えて下さい。
これからも息子を楽しく観察しながら感じたことや考えたことをマンガにできればいいなと思っています。
●倉田けいさん 過去のインタビュー
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●鉄道旅行情報サイト「トレたび」で連載中の「あるある! みんなの子鉄エピソード」
(マグミクス編集部)