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世界興収1位『アバター』の続編が公開 日本のオタクにも愛されるJ・キャメロン作品

ハリウッドきってのヒットメーカーであるジェームズ・キャメロン監督は、日本のアニメやマンガが大好きなことでも知られています。巨匠になっても文芸的な作品には手を出さず、少年心をかき立てる作品を好んで手掛けています。キャメロン監督の作風は、「週刊少年ジャンプ」の世界に近いものがあるのではないでしょうか。

新作の上映時間は、前作を上回る210分!

『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』 (C)2022 20th Century Studios. All Rights Reserved.
『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』 (C)2022 20th Century Studios. All Rights Reserved.

 世界興収29億ドルという映画界歴代1位の記録を持つ、ジェームズ・キャメロン監督のSF映画『アバター』(2009年)。そのキャメロン監督の13年ぶりとなる新作映画が、『アバター』の続編『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』です。2022年12月16日(金)より、全国での劇場公開が始まりました。

 物語の舞台となるのは、前作に続いて神秘の星・パンドラです。地球から来た元海兵隊員のジェイク・サリー(サム・ワーシントン)、先住民族ナヴィの族長の娘・ネイティリ(ゾーイ・サルダナ)との冒険談の続きが描かれることになります。

 上映時間は前作の2時間42分(公開版)から、3時間10分となります。前作からさらに進化した3D映像が大きな話題を呼びそうです。

独特なクリーチャーたちが生息する海が舞台

 前作から10年後の物語として、『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』は始まります。ネイティリと結ばれ、一族のリーダーとなったジェイクでしたが、地球人類の裏切り者として狙われるはめになります。ジェイクは、ネイティリや子供たちを連れて、住み慣れた森から旅立ちます。

 ジェイクたち一家は、美しい海に囲まれた島々で暮らすメトカイナ族と生活を共にするようになります。楽園のような海には、独自の生態系を持つパンドラならではの独特なクリーチャーたちが生息しています。クジラを思わせる巨大生物・トゥルクンと交流するシーンは、目を見張るものがあります。劇場アニメ『海獣の子供』(2019年)を実写化したかのような迫力です。

 先日来日を果たしたジェームズ・キャメロン監督によると「第5作まである、ビッグプロジェクトになる」とのこと。2年間隔での公開を考えているそうです。3D映画ブームを呼んだ前作のように、映画業界を大きく左右する人気シリーズになるのか注目されます。

【画像】日本のオタクと親和性高し!? ジェームズ・キャメロン作品(7枚)

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