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『ワンピース』フランキーは昔「MADS」に命を救われていた!? 廃船の正体も確定か

『ONE PIECE(ワンピース)』麦わらの一味で船大工を務めるフランキーは、背中以外ほとんどがメカ化している改造人間です。実は、フランキーが改造人間になったきっかけともいえる「ある廃船」の正体が話題を集めています。

フランキーとMADSの関係が深すぎる?

「ONE PIECE Log Collection “FRANKY”」(エイベックスピクチャーズ)
「ONE PIECE Log Collection “FRANKY”」(エイベックスピクチャーズ)

『ONE PIECE(ワンピース)』に登場する船大工・フランキーと「MADS」には深い関わりがあるのではないか、と話題を集めています。この記事では、フランキーと「MADS」の関係性について考察します。

 ※この記事には「週刊少年ジャンプ」2023年2号に収録されている1069話の内容を含みます。

 フランキーは自身の改造を繰り返している、改造人間です。自身を改造するようになったきっかけは、恩人のトムさんを連行する海列車を止めようと体当たりしてはねられたあとに見つけた、廃船でした。フランキーは命をつなぐために廃船のなかに残っていたもので自身を改造し、命をつないでいたのです。そして現在、この廃船が、かつてMADSの本拠地だった船だったのではないか、という意見が読者の間からあがり始めました。

 この説が浮上したきっかけは、扉絵連載「ジェルマ66のあゝ無感情海遊記」からでした。vol.26のサブタイトルが「闇金王ル・フェルドの慈善事業・平和研究所MADS」とされており、「MADS」と「平和研究所MADS」は、同じ組織という説が濃厚になっています。

 また、扉絵連載に「平和研究所MADS」として登場した船と、フランキーが救われた廃船には、どちらも側面に連なる大砲が描かれています。船の形が似ていることも「MADS」と廃船が同一と言われ出した要因でした。この説が真実であれば、「MADS」は船で活動する組織ということになり、フランキーが流れ着いた廃船が「MADS」のものであった可能性が、より高くなってきます。

 そもそも、廃船に改造するための素材が残っていること自体、ほかの海賊船では考えづらいことです。しかし、あの廃船が「MADS」の船だったのであれば、話は違います。「MADS」は、ベガパンクが率いた無法な海外の研究チームのことで、ヴィンスモーク・ジャッジやクイーンらも所属していた組織です。廃船とはいえ、研究をしていた船ですから改造に利用できそうな素材とともに船を乗り捨てられてあっても、あまり違和感がありません。

 読者の間でも「ここで交錯してるの!?」「この展開はエモい」などの声があがっており、フランキーと「MADS」の関係性について、気になっているようです。フランキーがベガパンク博士にあこがれを抱くのは、数々のすばらしい研究を尊敬して、というだけではないのかもしれません。

※記事の一部を修正しました。(2023年1月11日 12:35)

(マグミクス編集部)

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