2023年1月開始・マンガ原作ドラマは人間関係ドロッドロ！「怖いもの見たさ」「心がザワつく」

マンガ原作ドラマはあっちもこっちもドロドロが花盛り

　マンガ原作ドラマは毎クール話題となりますが、2023年1月スタートの冬ドラマも大豊作の予感。医療ものや人生応援歌など、さまざまなドラマが発表されています。特に注目したいのは、個性強すぎなキャラクターたちが織りなす、人間関係ドロドロな作品群です。策略あり、陰謀あり、勘違いありと、身近でも繰り広げられていそうなエピソードは怖いもの見たさでついついハマってしまうかも。この記事では冬ドラマで期待したい、心がザワつくマンガ原作ドラマを5作ご紹介します。

●あの男女逆転ドロドロ劇再び！『大奥』

　これまで3度、ドラマや映画で実写化された男女逆転『大奥』（原作：よしながふみ）が、令和の時代に戻ってきます（2023年1月10日22時～NHK総合ドラマ10枠）。今回は3代将軍・5代将軍・8代将軍の時代、さらには物語が終わりを告げる大政奉還までが描かれるとのことで期待が高まります。

「3代将軍家光とその相手役・万里小路有功」には堀田真由さんと福士蒼汰さん、「5代将軍綱吉とその相手役・右衛門佐」には仲里依紗さんと山本耕史さん、「8代将軍吉宗とその相手役・水野祐之進」には冨永愛さんとHey！Say！JUMPの中島裕翔さんという豪華な顔ぶれです。それぞれのラブ模様も、女人禁制の男の園・大奥でうずまくドロドロな人間模様も気になる大作です。原作ファンならずとも、放送が待ちきれません。

●強烈自己中女から目が離せない『ワタシってサバサバしてるから』

　2023年1月9日スタート（22時45分～NHK総合）の『ワタシってサバサバしてるから』（原作：とらふぐ、マンガ：江口心）は、自意識過剰で自己評価高すぎ、周囲に迷惑かけまくりの女・網浜奈美が主人公の物語です。

「言いたいことは誰に向かってもハッキリ言う、男に媚びない、いわゆる女子が好きそうなモノなんてバカバカしい。だって、私ってサバサバしてるから」という生き方が網浜の誇りで、そんな私を男は放っておくはずがないから男はみんな私に気がある……と思っているのですが、それはすべて壮大な勘違い。無神経でガサツで自分の欲望に忠実で、周りの女性を見下している網浜の胸の内は、サバサバというより、むしろドロドロによどんでいます。嫉妬心もすさまじく、当然トラブルを起こしまくり。そんな、サバサバの裏にドロドロが潜んだ網浜だからこそ、目が離せないのです。

　網浜を演じるのは、土屋太鳳さんのモノマネでもおなじみの丸山礼さん。髪を切ってビジュアルも網浜に寄せたそうで、再現ぶりが期待できます。