【漫画】自転車で交通事故に遭い、内臓が破裂! 壮絶な体験記「一瞬の不注意で人生が変わる」
今から20年ほど前、大学生だった桜木きぬさんは自転車でバイトに行く途中、交通事故に遭いました。腹部に激痛が走り、死を意識するなか救急車で病院へ。検査の結果、肝臓が破裂しており……。壮絶な体験を描いたマンガがTwitterで反響を呼んでいます。
交通事故の恐怖「ダメかもこれ」激痛で死を意識!
今から20年ほど前、大学生だった桜木きぬさん(@kinumanga)は早朝に自転車でバイトに行く途中、バイクと接触してしまいました。その時自転車のハンドルで腹部を強打し激痛が走ります。「もうだめかも……」と死を意識するなか救急車で病院へ。検査の結果、肝臓が破裂しており……。
桜木きぬさんさんによるエッセイマンガ『内蔵破裂メモリー』がTwitterで公開されました。本作は自転車でひとりで出かけ始めた子供への注意喚起のために描かれた作品で、年末の時期に改めて「師走は忙しいので事故に気を付けて!!!」というコメントとともに公開されたものです。
交通事故の恐ろしさを実感するエピソードに、読者から「怖い」「よくぞご無事で」「内臓って破れる時は意外なほどあっさり破れるんだな」「バイクの運転手にイラッとした」「打撲としか言わなかった医者がやばい」「深夜早朝の事故は研修医が見ることも多いので特に気を付けたほうがいい」「大家さんグッジョブ」などの声があがり、Twitter投稿は2.7万いいねの反響が集まっています。
作者の桜木きぬさんに、お話を聞きました。
ーー桜木きぬさんがマンガやイラストを描き始めたきっかけを教えて下さい。
絵を描くのは子供の頃から好きだったのですが、仕事でデジタルでイラストを描いたりデザインをするようになったのをきっかけに、プライベートでも絵を描くようになりました。イラストレーターとして仕事をしていますが、自分の経験や発見をマンガにするようになったのは2021年からです。
ーー『内蔵破裂メモリー』のエピソードをマンガに描こうと思ったきっかけを教えて下さい。
子供が自転車でひとりで出かけるようになったので、子供への注意喚起のために描きました。
ーー肝臓が破裂していたとのことで、とても苦しい思いをされたと思いますが、この時のお気持ちや、この出来事で読者に特に伝えたいことを改めて教えていただけますか?
肝臓が破裂するととても痛いということと、本当に一瞬の出来事で人生って終わることがあるみたいですよ、ということです。交通事故には全力で気をつけていきましょう!
ーーたくさんの感想が寄せられています。特に印象に残った読者の声について、教えて下さい。
交通事故を経験をされている方が多いのに驚きました。
ーー電子書籍『日常観察マンガ』が無料配信中です。収録内容や見どころなどをご紹介いただけますか?
今回読んでいただいた『内臓破裂メモリー』のほか、芸術家の父母との思い出、思春期の子供との日常などを記録しています。役に立つ情報はほぼないので、人の家をチラっとのぞくような軽い気持ちで読んでいただければうれしいです。
ーー今後、Twitterで発表される作品については、どのように活動していきたいとお考えでしょうか?
毎日の地味な発見と、これまで経験した心が動いた瞬間をマンガにして記録したいと思います。楽しいアカウントになるといいなと思います。
(マグミクス編集部)