【漫画】アラフォーになって身についた8つの考え方 不平不満の塊から変われたのはなぜ?「心に響いた」
これまでは周囲の目が気になり、不平不満の塊だった自分。年齢を重ねたから今だこそ、分かってきたこととは……。Instagramで公開されたマンガが、「心に響いた」と話題になっています。作者のゆうゆさんにお話を聞きました。
やりたいことをやってこそ人生

年齢を重ねていくうちに身についた考え方を描いたマンガ「37年生きて分かったこと」が、Instagramで500以上のいいねを集め話題となっています。いろいろな経験をし、人生を楽しめるようになってきた作者。年齢を重ねた今だからこそ、分かってきたこととは……という内容で、「響きました!」「参考にします」「前向きになれました」などの声があがっています。
このマンガを描いたのは、イラストレーター・漫画家として活動しているゆうゆさんです。Instagramやブログ「ゆうゆcomic」で、マンガやイラストを発表しています。ゆうゆさんに、作品についてのお話を聞きました。
ーー今回のマンガを描いたきっかけを教えて下さい。
今まさに苦しんでいる人にも何かが届いて、一瞬でも励ますことができたらいいな、という思いからです。「これまでの人生、どの経験が欠けても今の私はいない。これからも何が起きても、人生を面白がって生きていこう」という私の決意を込めて、描かせていただきました。
ーーいつ頃からこういった考えになり始めましたか?
35歳前後から、徐々に変わっていったと記憶しています。ふたり目の出産後、橋本病になり体調を崩していた時期がありました。症状が改善してきた頃に、星や月、海など美しいものが美しいまま見えることに、心の底から感動したことがきっかけで、考え方が大きく変わったと思います。それからは「思ったように生きよう」と本気で思い、自分で制限していたことを全部やるようにしています。
ーー以前はどのような考え方だったのでしょうか?
以前は、周りの目を気にすることが多く、不平不満の塊でした。今を見ることができず、家族の表情も見過ごし、過去を反すうし、未来を憂いてばかりでした。笑顔も少なく、毎日を楽しめていなかったと思います。
ーー現在の考え方について、お子さんにも伝えているのでしょうか?
伝えていません。子供たちは今を生きるスペシャリストなので、私が教えてもらうことの方が多いです。ただ、私がどん底のときに心の支えになってくれたことへの感謝は、ときどき伝えています。子供たちが壁にぶつかったときには、私が夫にしてもらったように、たくさん話を聞いてあげたいと思っています。
ーー1番大切にしている考え方は何でしょうか?
「今を懸命に生きる」ということです。うれしいことも、悲しいことも、自分を作る必要な出来事だったと思えるようになるまで諦めず、懸命に生きることを大切にしています。
ーー今回の作品について、どのような意見が寄せられていますか?
幅広い方々から、「心に響きました」「共感です!」「素敵な言葉」「元気づけられた」などの言葉をいただきました。
ーー創作活動で今後、取り組んでいきたいことを教えて下さい。
自分と誰かが笑顔になる、ほっとするようなマンガとイラストを描いていけたらと思っています。2023年はアナログの絵や版画にも挑戦し、表現を探求していきたいです。また、2023年の夏には地元・長崎で、初めての個展を開こうと画策しています! まだ場所は確定していませんが、日常を大切にしたくなる個展にするつもりなので、気持ちやタイミングが合えばふらっと遊びにきてください。
(マグミクス編集部)