「100時間もこのゲームをプレイしているだと…」唐突に訪れる「賢者タイム」あるある4つ
好きなゲームとなると時間を忘れ、熱中してしまいます。しかし、ふと「プレイ時間100時間」という表示が目に入ると、「こんなにも時間を費やしたのか……」と現実に戻され、熱中からの落差でひどく落ち込むことがあります。「それはあなただけではないよ!」とエールを送るべく、ゲームにおける「あるある賢者タイム」を思い出してみます。
誰もが経験する? ゲーム中の「賢者タイム」
好きなゲームを隅々まで遊びつくしたいと思うのは当たり前のことですが、唐突に「作業ゲー化している」「何百時間もプレイしている」などと気付いてしまい、現実に戻され熱中からの落差で落ち込んでしまうことがあります。今回は「それはあなただけではないよ!」とエールを送るべく、ゲームにおける「あるある賢者タイム」を紹介します。
●レベリングやお金稼ぎで我に返る賢者タイム
みなさんもゲームにおける賢者タイムの原体験は、RPGなどのレベリングやお金稼ぎだと思います。ときに戦闘が非常にしんどく、ゲームへの熱意が一瞬、飛んでしまいます。
なかでも筆者が記憶するしんどい戦闘といえば『ファイナルファンタジーVIII』の敵からドローする魔法稼ぎ。ドロー(吸い取りのようなシステム)して、自分の魔法として使ったり、ステータスにジャンクションして強化したりします。
ひとつの魔法につき100ドローでき、希少な魔法だとパーティー6人分欲しくなるので相当な時間を費やします。なかでも最高位の魔法アルテマやメテオなどがドローできる最強裏ボスのオメガウェポンとの戦闘は、逃げることも可能なのでちまちま吸い取っては逃亡の繰り返し。しかも戦闘に入るのにはフラグを立てなくてはならず、極論これらの魔法がなくてもクリアはできるので、いつしか「この時間は必要なのか?」と我に返り賢者タイムが訪れました。
●トータルプレイ時間が24時間を超えると訪れる「もうやめよう感」
現在のRPGのようなやりこみ要素が多い作品や『Apex』のようなオンラインで対人戦ができる作品は、いくらでもプレイ時間を消費できます。数百時間、なかには1000時間を超えるプレイヤーも少なくありません。
しかしその昔、「ゲームは1日1時間」世代は、ゲーム進行がスムーズだろうが、もたつこうがおおよそ24時間を超えると「このゲームに人生の丸1日を費やしてしまった……」と唐突に冷静になり賢者タイムがやってきます。
「もうやめよう」という思いが一瞬よぎりますが、それほど熱中しているわけですから、後悔なんてものはすぐに忘れてしまいます。100時間、200時間と平気でプレイ時間を伸ばしていきますし、新たなゲームでも同等の時間を注ぎます。
●レースゲーム中、体を傾けている自分が鏡に写り賢者へ…
初心者ゲームプレイヤーが「ゲームをしているとコントローラーを進みたい方向に動かしてしまう」という使い古された「あるある」がありますが、実は自分もやっていたということに気付いた時は、賢者タイムに入ってしまいます。
たとえばレースゲームでカーブを曲がる際、さも体重移動でもしているようにゆら~。『バイオハザード』のようなホラーゲームで曲がり角を曲がる際、身構えるようにコントローラーもっていることも。普段は気付かずプレイしていますが、ふいに鏡が目に入ってしまったり、画面が黒味になった時に自身が写ってしまったりした際に「わっ……恥ずい……」と、唐突に現実に戻されます。