マグミクス | manga * anime * game

「100時間もこのゲームをプレイしているだと…」唐突に訪れる「賢者タイム」あるある4つ

「リセマラ」で虚無感からの賢者タイム

『パワフルプロ野球2022』の「栄冠ナイン」では、新入生に転生OBがいなければリセマラ対象 Playstation 4版 『eBASEBALLパワフルプロ野球2022』(コナミデジタルエンタテインメント)
『パワフルプロ野球2022』の「栄冠ナイン」では、新入生に転生OBがいなければリセマラ対象 Playstation 4版 『eBASEBALLパワフルプロ野球2022』(コナミデジタルエンタテインメント)

●最強キャラメイクのための「リセマラ」で虚無感

 大人になった今でもスマホのゲームなどでやってしまう「リセマラ」。ランダムで初期配布されるキャラが気に入らなければ、アンストールしてまたインストールし直しゲーム再開……。これを繰り返していると「ゲームが始まってもいないのに、なんでリセマラに熱くなっているんだ?」と唐突の虚無感がやってきます。賢者タイムに浸り、まあいいかとお気に入りキャラが出なくてもゲームを開始してしまいます。大人であれば……。

 自分にとってのリセマラの起源はなんだろうと、振り返ると『パワプロ』こと『パワフルプロ野球』ではないかと思います。

「サクセス」や「栄冠ナイン」など、選手育成が楽しい「パワプロ」シリーズ。一度これらのモードをスタートすると、育て切るまでに時間を要するので、選手やチームの初期能力は大事です。これが気に入らなければリセマラという魔境に突入し人材を厳選していきます。

 筆者が最もリセマラをしたのはそんな言葉がまだなかった(と思われる)無印プレステの『実況パワフルプロ野球’98』ごろ。高校球児を育成する「サクセス」モードがあり、スタート時に「センス○」という育てやすい特殊能力をもっていない場合は問答無用でリセマラ開始。なかなか登場しない「センス○」ですが、引き当てたとしても終わりではありません。

 順調に育てていき、終盤で登場する能力を爆上げしてくれるダイジョーブ博士の存在もキモです。彼の手術が成功すればパワーやミートなど複数のステータスを最上位の「S」に育て上げることも可能で、最強キャラメイクには必要な条件でした。逆に失敗すれば大幅ダウンのギャンブルで、ここまで如何に育成が順調でも、手術に失敗すれば即リセット。またイチからやり直しました。

 このリセマラから育成を何度も続けていると、考えるよりも自動で手が動き出す作業ゲーのようになり、ご飯も食べず、気付いたら夜中になっていたなんてことがよくある中毒性のあるゲームでした。ただそうやって、強い選手を何人も育成していくと、自然とコツもつかみ全てのステータスが最上位に近い選手がボコボコ誕生していき、はたと気づきます、「個性のない選手たちを育ててしまった……」と。この虚無感は費やした時間に比例し膨れ上がり賢者タイムを長引かせますが、なぜか止めない魔力があるのが『パワプロ』でした。

(南城与右衛門)

【画像】賢者タイムが来たって何百時間プレイしたって面白いゲームたち(4枚)

画像ギャラリー

1 2