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「またガンプラが買えない!」転売屋に打つ手はあるのか? ファンと企業の努力で「駆逐」した事例も

『機動戦士ガンダム 水星の魔女』関連をはじめとするガンプラが、また手に入らなくなってきました。中古店や取引アプリでは定価よりもはるかに高い値段で売られており、転売屋が跳梁跋扈しているのは明白です。果たして打つ手はあるのでしょうか?

またガンプラが手に入らなくなってきた

『機動戦士ガンダム 水星の魔女』主人公機「ガンダムエアリアル 1/144スケール 色分け済みプラモデル」(BANDAI SPIRITS)。定価は1430円(税込)のところ、Amazonで2300円以上の価格が付いている (C)創通・サンライズ・MBS
『機動戦士ガンダム 水星の魔女』主人公機「ガンダムエアリアル 1/144スケール 色分け済みプラモデル」(BANDAI SPIRITS)。定価は1430円(税込)のところ、Amazonで2300円以上の価格が付いている (C)創通・サンライズ・MBS

 また、ガンプラが手に入らなくなってきました。『機動戦士ガンダム 水星の魔女』がかなりの人気を博しており、プラモデルも次々と発売されていますが、筆者はまだ小売りの店頭で見たことはありません。見たことがあるのは定価よりも遥かに高い値段がつけられた中古店のみです。相変わらず転売屋が跳梁跋扈しているのでしょう。まったくもって腹が立つばかりです。

 なぜ転売屋の所業に腹が立つのか。第一に、欲しいものが欲しい時に買えないという問題です。「あれが欲しい!」という気持ちが高まっているときに品物が見つからないと、どうしても気持ちがしぼんでしまいます。これが大人である筆者であればブームに左右されずガンプラを追い求めることができます。自分の意志とお金で、お台場のガンダムベースにもいくことができるでしょう。

 しかし子供はそういうわけにはいきません。お金は親に出してもらう必要がありますし、遠出するのも難しいものです。そもそも子供たちはある程度流行りものを追っていかないと、友達との会話についていけないという問題があります。ものすごい勢いで大量のコンテンツが登場しては定期的に入れ替わり、ひんぱんに何らかのブームが起きる現代では、待つこと自体が難しくなっているのです。

 子供の頃、欲しくてたまらないおもちゃを買ってもらって、とてもうれしかったことを覚えている方も多いことでしょう。転売屋による買い占めで品物が表に出ないか、不当に高価な値段がつけられている場合、その感動を味わえない可能性があります。子供の頃の感動は、歳月を経て忘れてしまっても、何かの機会があれば不意に思い出すものです。

 今もガンプラの人気が高いのは、かつて子供の時にガンプラを手に入れたときの喜びを忘れていない大人が大勢いるためでしょう。大勢いるからこそさまざまな「ガンダム」作品が作られ、ガンプラをはじめとする大量の商品が送り出され、新たな世代に感動を与えるという連鎖が生まれるという市場の創成が行われています。転売はこの流れをせき止め、新たに「ガンダム」を愛する世代が生み出されるのを妨害しているのです。

【画像】定価で買わせて!(怒) 『水星の魔女』人気ガンプラ(5枚)

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