『ワンピ』ゾロのベストバウトはMr.1戦? 色褪せない名勝負が今でも大人気
『ONE PIECE』ゾロのベストバウトとして、いまだに「アラバスタ編」のMr.1(ダズ・ボーネス)戦を挙げる人が多くいます。ネット上では「ふたりの掛け合いのセリフもセンスある」と、賞讃の声が。またピーカ戦やリューマ戦も、印象深いという意見も聞かれました。あなたの推すゾロのベストバウトはどれですか?
勝負中のゾロとMr.1のセリフも人気の秘密?
マンガ『ONE PIECE』はストーリーの面白さもさることながら、各キャラクターが強敵と戦う「名勝負」も見どころのひとつではないでしょうか。ネット上では、麦わらの一味のロロノア・ゾロのベストバウトについて、「Mr.1戦だろう」という声が多く聞かれます。
Mr.1こと、クロコダイル率いる「バロックワークス」に所属していたダズ・ボーネスは、パラミシア系の「スパスパの実」の能力を持っています。全身を刃物に変化させられるMr.1と、ゾロとの戦いは見ごたえ抜群でした。
Mr.1は相手を突き飛ばして放射線状に斬撃を加える「発泡雛菊斬(スパークリングデイジー)」や、両腕を刃物にしてドリルのように回す「螺旋抜斬(スパイラルホロウ)」などの技でゾロを追い詰めます。そして、最後は腕を振りかざして斬撃を与える「滅裂斬(スパーブレイク)」で、建物ごと切り刻んでとどめを刺したはずでしたが、ゾロは立ち上がりました。
ゾロはMr.1と戦いながら、幼少期に先生と慕っていたコウシロウとの会話を思い出しています。「世の中にはね、何も斬らないことができる剣士がいるんだ」「だけどその剣士は鋼鉄だってなんだって斬れる。同じ刀でね」という言葉から、万物には呼吸があることにゾロは気付きました。そして、戦う前は鋼鉄を斬れなかったゾロは、最後は「獅子歌歌(ししそんそん)」という新技を会得して、全身刃物のMr.1を倒すのです。
このMr.1戦については、「ゾロとMr.1のセリフの掛け合いが良い!」という意見もあります。Mr.1が接戦中に「何分持つかな」と言えば、「お前がな」と返すゾロ。そして、戦いのあとには敗れたMr.1に向かって、「礼を言う」「俺はまだまだ強くなれる」というセリフを放っています。ネット上では「かっこよすぎる!」「ルフィじゃ言えないクールなセリフはゾロ担当だよね」と、話題になっていました。
Mr.1戦以外でも「スケールの大きいピーカ戦も見ごたえあった」「(サムライ・)リューマ戦もテンポが良くて結構好き」「カクにツッコミ入れながら戦うのが面白かった」「覇王色の覇気に目覚めたキング戦も熱い」などの意見もありました。記憶に新しい「ワノ国編」のキング戦の他、かなり前の戦いも人気ですが、やはり名勝負は色褪せないものです。
また、ゾロにとってはボロ負けとなった、世界最強の剣士ジュラキュール・ミホーク(鷹の目のミホーク)との最初の戦いも、「明らかな実力差だったけど、どちらもかっこよすぎた」「あの時点でもう、鷹の目に黒刀『夜』を使わせているのがすごい」と、読者の人気を集めています。その後は師弟関係となったゾロとミホークですが、最終章でふたりの再戦を願うファンも多いようです。
(マグミクス編集部)