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『ワンピース』MADS「5人目の科学者」の正体は? 考察が飛び交う3人の候補者

『ONE PIECE(ワンピース)』に登場する研究チーム「MADS」に所属している、と明らかにされているのはベガパンクを含む4人です。しかし、扉絵連載で5人目のシルエットが描かれており、その女性の正体に注目が集まっています。

「MADS」がなければ、ジャッジは結婚していない!?

「ワンピース 19THシーズン ホールケーキアイランド編 piece.15」(エイベックス・ピクチャーズ)
「ワンピース 19THシーズン ホールケーキアイランド編 piece.15」(エイベックス・ピクチャーズ)

『ONE PIECE(ワンピース)』に登場する、無法の研究チーム「MADS」は、若かりし頃のベガパンクやジャッジ、クイーンなど天才的な科学者が在籍していました。「MADS」についての情報はほとんどなく、現在は最終章の扉絵連載「ジェルマ66のあゝ無感情海遊記」で、少しずつ「MADS」の全貌が明らかになりつつあります。

※この記事には、2023年1月7日(土)に発売された、「週刊少年ジャンプ」2023年6・7合併号までの内容を含みます。

 現在「週刊少年ジャンプ」に連載中の『ONE PIECE』の扉絵連載「ジェルマ66のあゝ無感情海遊記」1070話に「MADS」に所属していたとされる5人が描かれていました。

 ファンの間では、左から若かりし頃のクイーン、シーザー、ベガパンク、ジャッジではないか、と予想が立てられています。それぞれ現在の面影があることから間違いないだろう、という意見が多いです。

 しかし、1番右の女性だけは後ろ姿なこともあり、正体は誰なのか、注目が集まっています。では、この女性の正体は誰なのでしょうか?

 候補として主に3人の女性の名前が挙がっています。特に多く名前が挙がったのはCP-0の諜報部員ということが明かされた、「歓楽街の女王」ステューシーです。扉絵に描かれた女性と、髪型や背格好が酷似していることや、エッグヘッドの情報をよく知っていることから「MADS」の5人目の科学者である可能性が示唆されています。

 そして、これが事実であれば、1071話でベガパンクが語った「味方」はステューシーという可能性も出てきます。「味方」については、作中で「味方をしたら、居場所を失い政府に追われてしまう」と想(エジソン)が語っています。ステューシーが「味方」なのかどうかは、おそらく数話で明らかになるでしょう。ステューシーの行動に注目したいところです。

 続いての候補は、ジャッジの妻であり、サンジの母親でもあるヴィンスモーク・ソラです。そもそもジャッジとの出会いの場が「MADS」だったのではないか、という意見が多いです。

 思い返してみると、ジャッジが行った「血統因子の改造」に抵抗するため、ソラは毒物を飲んでいました。誰にも知られないよう、こっそり行っていたことなので毒物を調合できる程度の知識があることは明白です。もともと「MADS」に所属していた科学者であれば、子供に害をなさない調合を考えられたのも納得できます。

 しかし、なかには「MADS」の印象の悪さから「ソラにはMADSに関わっていてほしくない」と考え、「5人目の科学者はソラではない説」を推す読者もいます。

 そして、若かりし頃のDr.くれはではないか、という意見もあります。人体実験をするうえで医学の知識は必須であり、ベガパンク自身も医学に精通している、と語っているため可能性は低くないでしょう。また、「MADS」のメンバーはクセのある人物しかいません。そんなメンバーと行動をともにできたのは、同じくらいクセが強そうなDr.くれはでなければ、務まらなかったのではないでしょうか?

(マグミクス編集部)

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