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「ジャンプ」のバトルマンガが面白い理由 「世界観」「伏線」首がもげるほどうなずける要素

恋愛、ギャグ、ミステリー…… マンガにはたくさんのジャンルが存在します。そのなかでもバトルマンガは目立つ存在で、バトルに加えてさまざまな要素が掛け合わされることが少なくありません。バトルに加えてどんな要素があれば、面白いバトルマンガと言えるのでしょうか?

バトルマンガの面白さを決める要素とは?

TVアニメ『NARUTO-ナルト- 疾風伝』ビジュアル (C)岸本斉史 スコット/集英社・テレビ東京・ぴえろ
TVアニメ『NARUTO-ナルト- 疾風伝』ビジュアル (C)岸本斉史 スコット/集英社・テレビ東京・ぴえろ

 バトルマンガは「週刊少年ジャンプ」を中心にたくさんの雑誌で連載されています。バトルマンガの内容は多岐に渡り、単なる闘いを描くだけではなく「恋愛」「ミステリー」など、さまざまな要素が掛け合わされていることが多いものです。ネット上では「バトルマンガって、読んでいて面白い作品とそうでないものが明らかに分かれている」という意見が話題になりました。バトルマンガの面白さを決めるものは何かを見ていきましょう。

 まず面白さを決める要素としてあげられていたのは「設定が面白いか」という点です。例えば、『ONE PIECE(ワンピース)』にはバトルに追加して「海賊」という要素が加わっているのが特徴的であり、ネット上には「単純に海賊のいる世界観にハマるよね」という意見がありました。

 他にも『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』の「幕末」の設定や、「忍者」が活躍する世界観の『NARUTO -ナルト-』があります。幕末ものはマンガだけでなく大河ドラマなどでも人気の設定ですが、同作では実在の人物をモデルにしているキャラも多く、幕末設定の説得力が増しているのも特徴のひとつでしょう。同じく忍者も海賊と同様に心躍る舞台設定であり、海外から高い人気を得たのもうなずけます。

 また「能力や技の仕組みに説得力があるか」も重要な要素として挙げられていました。例えば『るろうに剣心』の「二重の極み」には、「現実にはあり得ない理論と分かっていても納得してしまう」「ついつい真似したくなっちゃうレベルで説得力がある」との声が聞かれました。『呪術廻戦』の「術式を相手に開示することで効力が上がる」という設定にも、「自分の能力についてペラペラしゃべるキャラって違和感があったけど、『呪術廻戦』は『術式開示』という設定で違和感を消しているからすごい」と評価する声があがっています。

 その他にバトルマンガの面白さを決める要素として、「悪役の魅力があるマンガは面白い」「先の物語が気になるようなドラマ展開があると面白い」「謎や伏線をちりばめてくれると続きが読みたくなる」といった要素があげられていました。

(マグミクス編集部)

【画像】王道×「そうきたか」の要素を持つバトル作品

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