初代から26年…満を持して登場、不在だった「動物」ポケモン!「Windowsから移籍してきた(笑)」
初代『赤・緑』から約26年。『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』で、ついに「あの動物」がモチーフとなったポケモンが登場したことが話題になっています。いそうでいなかった、その動物とは?
「なぜ出ない?」言われ続けたポケモンが新作で続々登場!
![『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』 (C)2022 Pokemon. (C)1995-2022 Nintendo/Creatures Inc. /GAME FREAK inc.](https://magmix.jp/wp-content/uploads/2023/01/230117-huzaipokemon-01-300x234.jpg)
全世界であっという間に1000万本超の売り上げを記録した『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』(以下、ポケモン SV)。オープンワールドゆえの自由度の高さ、3つのストーリーが徐々にからみ合っていく展開。かなりチャレンジングながらどれも高い評価を獲得しています。さてこの『ポケモン SV』では、初代発売から四半世紀以上が経過して、ついに「あの動物」がモデルのポケモンが登場したことでも話題を集めています。
その動物とはずばり「イルカ」。これまでクジラ(ホエルコなど)、アザラシ(パウワウなど)と海の人気者をモデルとしたポケモンは数多く登場してきたのに、なぜだか「イルカ」の登場はなし。いつからか新作が発表されるたびファンから「今度こそイルカくるか?」と待望論がささやかれてきたのです。
あまりにも出ないものですから、何らかの団体からのクレームを恐れているのでは、なんて眉唾な説も登場するほど。それが今回、ついにです。満を持してイルカモデルのポケモンが登場しました。
その名も「ナミイルカ」。まるで「最初からいましたが?」と言わんばかりのシンプルなビジュアルが最高です。ごく一部からは「Windowsから移籍してきた」なんて言われていますが、いずれにせよ「イルカ不在問題」についに終止符が打たれたのです。ちなみにこの「ナミイルカ」、進化すると「イルカマン」になり、さらにフォルムチェンジするとなかなかイカれた姿に変身します。待たせただけある存在感を示してくれています。
なお『ポケモン SV』は他にもこれまで登場してそうでいなかった、おなじみの生物をモデルにしたポケモンが続々と登場しました。例えばバッタがモデルのポケモン。初代のトキワの森で出てきてもおかしくない気がしますが、これも今回が初登場。その名もバッタポケモン「マメバッタ」。それはもう堂々たる「バッタ」ぶりです。
さらに「クジャク」をモデルにしたポケモンも今回が初登場。それも最初に出会える御三家「クワッス」の最終進化系「ウェーニバル」がそれに当たります。分類こそ「ダンサーポケモン」ですがそのド派手な飾り羽は間違いなくクジャクのそれ。新作で一気に「未登場ポケモン」の3枚抜きを果たしたのです。
さて、ちまたでは最後の砦として「カピバラ」ポケモンの不在が指摘されています。ビーバーモチーフですが、よく似た「ビッパ」もいることですし、シリーズが続く限り気長に待ちたいところです。
(片野)