マグミクス | manga * anime * game

2023年・デビュー10周年の声優、活躍がすごいのは? 「時代」を感じるアンケート結果発表!

2023年1月に実施した読者アンケート企画「2023年、デビュー10周年迎える声優 特に活躍がすごかったのは?」の結果を発表します。この世代は、アニメだけではなく、活躍の場がバラエティ豊かなのが顕著な結果となりました。

3位は同率で実力派の女性ふたり

 マグミクス編集部は「2023年、デビュー10周年迎える声優 特に活躍がすごかったのは?」と題して、2023年1月4日~1月11日までの期間、読者アンケートを実施しました。今回は総投票数103票のアンケート結果から、トップ3を中心に紹介します。(※デビュー年が公表されておらず、通説の場合があります)

●同率第3位:花守ゆみり&高橋李依(12票)

花守ゆみりさんが各務原なでしこ役、高橋李依さんが斉藤恵那役として出演する『映画 ゆるキャン△』のビジュアル (C)あfろ・芳文社/野外活動委員会
花守ゆみりさんが各務原なでしこ役、高橋李依さんが斉藤恵那役として出演する『映画 ゆるキャン△』のビジュアル (C)あfろ・芳文社/野外活動委員会

 3位には、ふたりの女性声優が並びました。どちらも演技面を評価するコメントが多く、世代屈指の実力派と言っても過言ではないでしょう。

 2023年冬クールでも、花守さんは『便利屋斎藤さん、異世界に行く』、『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかIV 深章 厄災篇』、『真・進化の実 ~知らないうちに勝ち組人生~』、『TRIGUN STAMPEDE』、『最強陰陽師 の異世界転生記』などに出演し、高橋さんも『大雪海のカイナ』『トモちゃんは女の子!』『シュガーアップル・フェアリーテイル』でメインキャラクターを演じています。

【回答者の声】(花守ゆみり)
・好きな作品によく出ている。
・この世代イチの演技派では?

【回答者の声】(高橋李依)
・主役もだが、脇役でも活躍が多数。
・役に対する真摯な姿勢がすばらしいと思いました。

●第2位:梅原裕一郎(13票)

梅原裕一郎さんがアノス・ヴォルディゴード役で出演する『魔王学院の不適合者 ~史上最強の魔王の始祖、転生して子孫たちの学校へ通う~ II』のビジュアル (C)2023 秋/KADOKAWA/Demon King AcademyII
梅原裕一郎さんがアノス・ヴォルディゴード役で出演する『魔王学院の不適合者 ~史上最強の魔王の始祖、転生して子孫たちの学校へ通う~ II』のビジュアル (C)2023 秋/KADOKAWA/Demon King AcademyII

 2位は『銀河英雄伝説 Die Neue These』のジークフリード・キルヒアイス役や『ゴブリンスレイヤー』のゴブリンスレイヤー役で知られる梅原裕一郎さんでした。「低音の貴公子」という呼び声もあるイケメン声優です。

 梅原さんも2022年冬クールでは『REVENGER』や『スパイ教室』、『魔王学院の不適合者 ~史上最強の魔王の始祖、転生して子孫たちの学校へ通う~ II』で主演を務め、ほかの作品でもメイン級で出演中。男性の若手声優でもトップクラスの人気者です。

【回答者の声】
・梅原さんはかっこいい。
・1クールのなかでも主役から脇役までいろいろなアニメで名前を見かけるので。
・低音が聞いていて心地いい。

●第1位:山田奈都美(17票)

山田奈都美さんが坂東美久龍役で出演する『Re:ステージ! ドリームデイズ♪』のビジュアル (C)Re:ステージ! ドリームデイズ♪ 製作委員会
山田奈都美さんが坂東美久龍役で出演する『Re:ステージ! ドリームデイズ♪』のビジュアル (C)Re:ステージ! ドリームデイズ♪ 製作委員会

 1位は2013年のアニメ『宮河家の空腹』で声優デビューした、山田奈都美さんでした。『BORUTO-ボルト- NARUTO NEXT GENERATIONS』の伊豆野ワサビ役でご存じの方もいるのではないでしょうか。

 彼女に対する投票は、アニメ化もしたアイドルプロジェクト『Re:ステージ!』の坂東美久龍としてのパフォーマンスや、バーチャル配信アプリ「REALITY」などでの活動を支持するコメントを沿えたものが目立ちました。アイドルコンテンツや配信での活動など、近年における声優の活躍先の多様化を象徴するようなトップとなりました。

【回答者の声】
・『Re:ステージ!』での歌唱が素晴らしい!
・山田奈都美さんは声優だけど、「REALITY」で毎回楽しいトークを繰り広げているから。ここから伸びそう!
・『Re:ステージ!』やアニ☆ゆめ projectなど、アニメ・ゲームといった2次元にとらわれず、ライブを中心に2.5次元・3次元でも活躍する姿が輝いています。

●さまざまな場所で活躍する2013年世代

 トップ3の下には武内駿輔さんや山崎エリイさん、伊藤美来さんなどの名前が並びました。こちらも活躍のフィールドがバラエティ豊かで、この世代の声優の特徴のひとつと言えるかも知れません。そんな彼・彼女たちが今後どのような活躍を見せてくれるか注目しつつ、引き続き応援しましょう!

(はるのおと)

1 2