『ガンダム』古参ファンが数十年ぶりにガンプラを触ったら… 衝撃的な進化に驚いた!
ここ数年の驚異的な需要の伸びで、どの店舗でも品薄状態が続いているガンプラ。その人気の理由のひとつに誰でも簡単に組める手軽さがあります。数十年ぶりにガンプラを触ったと人びとが驚いたその「進化」とは?
接着剤を塗りすぎて「表面がガビガビ」は過去の話?
1980年代のガンプラブーム当時、接着剤でパーツをくっつけて組み立てていくのがプラモデルの基本でした。その時期にプラモデルを楽しんだ世代が久しぶりに現在のガンプラに手を出してみると、どうやら「衝撃を受けるほどの変化」に圧倒されるようです。
筆者の思い出のプラモデルは、1980年にバンダイがリリースした1/100スケール「鉄人28号」です。同年に放送されたテレビアニメ『太陽の使者 鉄人28号』の立体化で、アニメは横山光輝先生が描いた原作コミックを大胆にアレンジした「現代版の鉄人28号」(当時)でした。
ずんぐりとした原作コミック版と異なり、「太陽の使者」版は全体的にスラリとしたプロポーション。プラモデルは胸と両足の装甲が取り外し可能となっており、内部のメカ構造が見られる仕様となっています。ただ当時のプラモデルらしく可動箇所は制限されており、かっこいいポーズを取らせるのはほぼ不可能でした。
当時は接着剤が必要な時代でしたから、キットの中にちょっとした接着剤が同梱されている商品もありましたね。
成型色は濃紺とシルバーの2パターン。自分で塗装しないといけません。筆者は当時、父に作ってもらっていたくらいなので、自力で作る初のプラモデルではあっても塗装まではできませんでした。
初めて使った接着剤は塗りすぎたばかりか、その部分をベタベタと触ってしまったため、ボディ表面まで溶かしてザラザラになってしまいました。それでも完成した時は心が満たされ、見た目がどんなに無惨でもかっこよく思えたものでした。
皆さんが初めて作ったプラモデルの完成度はいかがでしたか?