マグミクス | manga * anime * game

『初代』ユニークすぎるポケモンの英語名 「声に出して読みたい」「ダジャレ(笑)」

2023年で生誕27周年を迎える「ポケットモンスター」(ポケモン)シリーズ。ワールドワイドに愛される「ポケモン」は、英語圏でどのような呼ばれ方をしているのでしょうか。意外と知られていないポケモンのユニークな英語名をご紹介します。

実はユニーク? 意外と知られていない「ポケモン」の英語名

1996年2月27日発売『ポケットモンスター 赤』。同時発売の『緑』のほか、後にバージョン違いである『青』や『ピカチュウ』版も生まれた(任天堂)
1996年2月27日発売『ポケットモンスター 赤』。同時発売の『緑』のほか、後にバージョン違いである『青』や『ピカチュウ』版も生まれた(任天堂)

 Nintendo Switch用ソフト『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』がリリース初週でソフト売上1000万本(世界累計)を達成し、現在進行系で絶大な支持を集めている「ポケットモンスター」シリーズ。1月13日には登場ポケモン1000種類突破を記念したYoutube動画も公開されたほか、ポケモンカードやアニメなどなど、プラットフォームの垣根を超えた躍進ぶりがうかがえます。

 世界規模で愛される「ポケモン」ですが、今回は日本であまり知られていない「英語圏におけるポケモン名」にフォーカス。主に『初代』こと『ポケットモンスター 赤・緑』(以下、赤・緑)の登場ポケモンを取り上げつつ、英語名のユニークな由来をご紹介します。

 まずは「ポケモン」において、プレイヤーの最初のパートナーとなる御三家ポケモンから見ていきましょう。『赤・緑』でオーキド博士から譲り受けるのは「フシギダネ」「ヒトカゲ」「ゼニガメ」の3体です。それぞれの英語名は「Bulbasaur(バルバソー)」「Charmander(チャラマンダー)」「Squirtle(スクワートル)」。

 フシギダネは球根が付いた恐竜で、ヒトカゲは(対象を)炭化させるサラマンダー、ゼニガメは騎士に付き従うウミガメ……といった由来があります。日本名との違いはご覧の通りで、ポケモンの生態や特性にマッチする英単語を使いつつ、それらをうまくミックスさせて英語名が割り当てられています。

 なかでもポケモンの外見とたくみにマッチしているのが、計3種からなる「ワンリキー」の進化系列です。かくとうタイプのポケモンであるため、英単語の「macho」をベースにし、「Machop(マチョップ)」「Machoke(マチョーク)」「Machamp(マチャンプ)」といった仕上がり。ワンリキーとゴーリキーは格闘技の技名、カイリキーは王者(チャンピオン)から名前がつけられています。日本名にも言えることですが、3種の英語名を声に出して読んでみると、実に小気味よい語感であることが分かります。意味だけでなく、発音の点においても秀逸な英語名と言えるでしょう。

 筆者の個人的なお気に入りは「バリヤード」の英語名。まるで見えない壁に張り付くような姿にインスピレーションを受けたのか、「Mr. Mime(ミスターマイム)」というユニークな英語名を授かっています。なお「Mr」とついているものの、ゲーム内ではオス・メス両方の個体が存在しています。

【画像】「語感良すぎ!」英語名で呼びたくなるポケモンを見る(5枚)

画像ギャラリー

1 2