【漫画】1万4千円、おもちゃ店で自由にお金を使えたら? 兄妹の差が面白い!
兄と妹では、お年玉の使い方がこうも違うもの!? Instagramで公開されたマンガが、「自分も同じでした!」「気持ちは分かる」と話題になっています。作者のさやけんさんにお話を聞きました。
兄と妹、お年玉の使い方があまりにも違う!?

お年玉をギリギリまで計算して使う兄と、貯金する妹。お金の使い方の違いについて描いたマンガ「お年玉の使い方」が、Instagramで1000以上のいいねを集め話題となっています。お正月にもらったお年玉を持って、おもちゃ店に向かった家族。同じ親から生まれた兄と妹でも、お年玉の使い方にそれぞれ個性が出て……という内容で、「息子さんの気持ちが分かる」「娘さん将来安心!」などの声があがっています。
このマンガを描いたのは、Instagramやブログ「さやけんさんちのとげまる日記」などでマンガを発表している、さやけんさんです。さやけんさんに、作品についてのお話を聞きました。
ーーマンガを描き始めたのは、いつ頃からでしょうか?
2018年、息子が3歳、娘が1歳の頃に描き始めました。気がついたら、もう5年も描き続けています!
ーー今回のマンガを描いたきっかけを教えて下さい。
同じ親から生まれてきたのに、兄と妹でこうも違うものなのかという場面に出会うことが多く、そのたびに「子育てって面白いなあ」と感じています。今回はお年玉の使い方ひとつでも、真逆の使い方をしているのがかわいくて、マンガにしてみました。
ーー息子さんと娘さんは、お年玉でどのようなものを購入したのですか?
息子は、中古のゲーム2本と車のブロック玩具を2種類(総額13000円ほど)、娘は小さなぬいぐるみ(1300円ほど)を購入しました。息子は最初、ゲームは1本だけにしていたのですが、レジに向かう途中で金額を計算したところ、「まだもう少し使える」と気付き、残りのお年玉で買えるゲームを必死に探していました。娘は、5つほど目星を付け、手に持って何度も吟味した結果、最終的にひとつに絞っていました。
ーー息子さんはその後、購入した商品をどのように楽しんでいましたか?
ブロック玩具は、家に着いてすぐに組み立て、部屋に並べていました。ゲームは妹と一緒に楽しんでいました!
ーー娘さんはその後、残りのお年玉を何かに使いましたか?
基本は使わずに、ひたすら貯めています。ときどき財布を持って出かけても、散々考えたあとで「まあ買わなくてもいいか……」と、お店の棚にそっと商品を戻すことが多いです。ただ、父と兄の誕生日プレゼントを買いに行くと、そのときは割とすんなり使っています。
ーーさやけんさんご自身は子供の頃、「浪費派と貯蓄派」どちらのタイプでしたか? また、お年玉でどのようなものを購入していましたか?
お年玉は1日で散財していたので、「浪費派」ですね(笑)。買っていたのは、もっぱらゲームソフトです。余ったお年玉はお菓子を買ったり、ゲームセンターでゲームをしたりしていました。マンガにも描いていますが、2回ほどゲームセンターに財布ごと落とし、財布は見つかったけど中身はからっぽになっていたことは、今でも悲しい思い出です。
ーー作品について、どのような意見が寄せられていますか?
息子については「自分も、散財するタイプだったから分かる!」という共感のコメントが、娘については「将来は安心だ」といったコメントがありました。また、フォロワーさんのお年玉に関する思い出も寄せていただき、「お札より小銭のほうが多く感じた」というコメントには、私も共感しました。ちなみに、私もお札より500円玉が好きでした(笑)。
ーー創作活動で今後、取り組んでいきたいことを教えて下さい。
現在、実体験を元にしたエッセイマンガの連載と読み切りの日常マンガ、日々の育児マンガなどを毎日更新しているのですが、可能な限り、どれも長く続けていきたいです。エッセイマンガではつらい体験や感情的な部分を描くことが多いので、育児マンガや日常マンガではほっこりしたエピソードを、面白おかしく描いていけたらいいなと思っています。
(マグミクス編集部)