23年の国民的ヒットとなるアニメ映画はどれだ? 有力5作品を紹介!
2023年は3DCGアニメがアツい!?
●『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』(4月28日公開)
『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』は、ゲーム『スーパーマリオブラザーズ』をもとにした3DCGアニメです。ゲームを手がける任天堂と、「怪盗グルー」「ペット」シリーズなどで知られる、イルミネーションが共同制作をしています。
予告を見る限り、CGのクオリティの高さもさることながら、原作ゲームの要素も多々見られ、コメディテイストも強く、「マリオ」シリーズが国民的な人気を誇る日本ではかなりウケがよさそうです。また本作の成否が任天堂作品の映画の今後を左右するかもしれない(他作品の映画化も……?)と考えると、ゲームファンは注目せざるを得ません。
●『しん次元!クレヨンしんちゃん THE MOVIE 超能力大決戦 ~とべとべ手巻き寿司~』(夏公開)
3DCGアニメと言えば、映画「クレヨンしんちゃん」シリーズも、23年夏に初挑戦します。まだ特報や一部スタッフ情報が公開されただけで、内容の詳細は明かされていませんが、『シン・ゴジラ』や『STAND BY MEドラえもん』を手がけた白組がCGを担当するだけに、クオリティは保証済みと言ってもいいでしょう。
近年では映画『リョーマ! The Prince of Tennis 新生劇場版テニスの王子様』も、3DCG化で話題を呼んだだけに、『クレヨンしんちゃん』も近年の興行収入20億円前後を超えるヒットになる可能性があります。
●『劇場版 SPY×FAMILY』(2023年公開)
2022年に放送されたTVアニメで、もっとも認知度を上げた作品と言えば『SPY×FAMILY』であることに異論を持つ人は少ないでしょう。第2クール放送中の12月中旬に、TVアニメのシーズン2と一緒に、劇場版の制作も発表されました。
劇場版は原作者の遠藤達哉先生が原作、監修、キャラクター原案を務める新作ストーリーとなることが発表されています。『鬼滅の刃』や『呪術廻戦』『ONE PIECE』と、「週刊少年ジャンプ」(集英社)作品の映画が大ヒットし続けているだけに、同じくジャンプ系が原作の同作も期待大です。
2023年は他にも、毎年ヒットを飛ばす『映画ドラえもん のび太と空の理想郷』や、『劇場版シティーハンター』、『映画すみっコぐらし』第3弾、劇場版新作である『グリッドマン ユニバース』、『ベルサイユのばら』、また海外作品でアメコミ系の『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』など、注目作がまだまだあります。気になる作品があれば、ぜひ映画館で極上の映像と音楽を体験しましょう。
(はるのおと)