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隆盛のeスポーツに「目を鍛える」ニーズ アイケアの先進企業が参入

2019年1月26~27日の2日間に渡って催された「闘会議2019」内の「eスポーツ国際チャレンジカップ ~日本代表vsアジア選抜~」の大会前記者会見において、日本eスポーツ連合(JeSU)のスポンサーに、わかさ生活が新たに加わったことを発表しました。

勢いを増すゲームの祭典、その目玉は「eスポーツの国際大会」

 みんなが遊べる、楽しめる”ゲームのお祭り”をコンセプトに掲げ、2019年1月26~27日の2日間、幕張メッセ(千葉市美浜区)で株式会社ドワンゴ主催の「闘会議2019~ゲームファンとゲーム大会の祭典~」が開催されました。

 2015年に始まり、今年で5回目の催しとなった闘会議。今年の来場者数はおよそ8万4200人で、動画サイト「ニコニコ生放送」での生中継は、視聴者数400万人を突破するなど、その盛り上がりは年を追うごとに加熱しています。

 会場では、新作ゲームのタイトル発表や、通常の100倍もの大きさの巨大なゲームコントローラーでレトロゲームを体験するブース、さらにはゲームの知識を競う”センター試験”が行われるなど、コンセプトに沿ったイベントが催され、大盛況でした。

ゲームを中心としたブースを求め、多くのファンが来場した。
ゲームを中心としたブースを求め、多くのファンが来場した。

 中でも今年の目玉は、2日に渡ってメインステージで行われた「eスポーツ国際チャレンジカップ ~日本代表vsアジア選抜~」で、近年注目されつつあるeスポーツの国際試合です。日本選抜チームと、アジア選抜チームが計4種目で熱戦を繰り広げました。

 そんな注目の大会ですが、会場で話題になったのは、その熱い戦いだけではなく、日本国内ではお馴染みのとある企業がeスポーツに参入するという発表でした。

「目を守る時代から、目を鍛える時代へ」

 その意外な企業とは、サプリメントや化粧品を取り扱うわかさ生活。なぜ、同社が日本eスポーツ連合のオフィシャルスポンサーになったのでしょうか。わかさ生活といえば、京都を本拠地とする大手企業です。主にブルーベリーを使用したサプリメント「ブルーベリーアイ」で知られ、耳に残るCMソングでご存知の方も多いはず。視覚障がい者マラソン支援や盲導犬育成支援など、目にまつわるあらゆることに携わってきました。

 一方で同社は、代表取締役社長CEOの角谷建耀知さんの半生をマンガ化するなど、対外的な活動も積極的に行っています。担当者に話を聞きました。

「超えろ!0.1秒の壁」ともコメントしている、わかさ生活
「超えろ!0.1秒の壁」ともコメントしている、わかさ生活

ーー今回の経緯をお教えください。

 わかさ生活は今まで、目の健康を”守る”ということをお伝えしていました。しかし、ゲーム・パソコン・スマートフォンが生活の必需品となった昨今、”守る”だけでなく目を”鍛える”という考えも必要だと感じております。

 目の健康を守り、そして鍛えるという観点はeスポーツにとっては欠かせない要素であり、わかさ生活が最も貢献できる分野だと考えています。以上の理由からわかさ生活はeスポーツ業界への参入を決定しました。

ーーeスポーツと歩むことは、貴社にとってどのような効果があると考えていらっしゃいますか?

 若い世代に目の健康の必要性を伝えることができると考えています。eスポーツ選手は1日に10時間も練習するので、目にかかる負担はとても大きく、わかさ生活の調べでは7割のプレイヤーが眼精疲労やドライアイなどの悩みを抱えています。目の総合健康企業として、アイケアの分野で得た実績や大学機関との研究実績をeスポーツ業界で活かしていきます。

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 eスポーツは、プレイヤーそれぞれの技術はもちろんですが反射神経や動体視力が非常に重要になります。当然ですが、目の健康状態が満足でなくてはなりません。従来のスポーツの発展にあわせて、スポーツ科学やトレーニング技術が発達したように、eスポーツが隆盛し、あらゆる分野の選手サポートが発展し、そのなかでも特に目のケアは重要な位置を占めていくのかもしれません。

 サイバーエージェントの広告部門として、事業を展開するCyberZが国の16~69歳の男女1200人に対して行った調査では、前年比約2倍となる49.8%がeスポーツを認知しているという結果(2018年度)が出ています。今回、わかさ生活がスポンサーになったことで、拡大するeスポーツ市場の認知度をさらに高めることとなるでしょう。

 これからもわかさ生活に続き、eスポーツ市場に新たに企業が参画することで、eスポーツと社会がどのような関わり方を掲示していくのか、注目したいところです。

(マグミクス編集部)