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マンガを読んで「国境」を飛び越えろ! 「MANGA ART HOTEL, TOKYO」代表が熱く語る理由とは

御子柴共同代表の理念は「相互不理解の解消」

 そんな「MANGA ART HOTEL, TOKYO」の内覧会が行われたのは、オープン4日前の1月28日(月)。御子柴さんは会の冒頭で、今回の開業を支えた自身の理念についてこう語りました。

「MANGA ART HOTEL, TOKYO」の内覧会で話すdotの御子柴さん(マグミクス編集部撮影)
「MANGA ART HOTEL, TOKYO」の内覧会で話すdotの御子柴さん(マグミクス編集部撮影)

「僕は『世界平和』的な理念を持っています。その世界平和を達成するためには(他者との)相互不理解を解消しなければなりません。そのプロセスとして、共通のコミュニケーションをとれる場所を増やしていきたいです」

「相互不理解の解消」のプロセスとしてのマンガ――。いったいどのような意味でしょうか。

新卒で楽天入社、営業ランキング全国1位

 陸上自衛官の父親と、シベリア抑留を経験した祖父(母方)を持つ御子柴さん。そのような家庭環境から、幼いころから戦争や社会問題に自然と関心を持つようになりました。大学時代は国際紛争のゼミを専攻しました。

「そこで勉強して、仲間たちとコミュニケーションを重ねるにつれ、国際紛争や戦争の重要な解決策のひとつが『相互不理解の解消』と感じたのです。そういえば、『機動戦士ガンダム』も、地球連邦軍とジオン軍が分かりあえないということがテーマですよね」

ビルの4、5階に入る「MANGA ART HOTEL, TOKYO」(マグミクス編集部撮影)
ビルの4、5階に入る「MANGA ART HOTEL, TOKYO」(マグミクス編集部撮影)

 御子柴さんは2010(平成22)年4月、新卒で楽天に入社し、全国営業ランキングで1位を達成。その後、楽天シンガポール立上げに参画後、同社を退職しました。

「楽天シンガポール時代はシンガポール人だけでなく、マレーシア人や中国人、ベトナム人、韓国人など、さまざまな人たちと働いていました。苦労も多かったですが、やりがいはありましたし、何よりコミュニケーション能力が鍛えられました」

 2014年11月に独立し、東京や名古屋を拠点に、コンサルティングやシェアリングエコノミーに携わったのち、吉玉泰和さん(現dot共同代表取締役)とともにdotを設立。現在では、日本全国で不在型簡易宿泊所やホテル旅館、有人型ホステルなど累積400部屋の運営を手掛けるまでに成長しました。

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