マンガを読んで「国境」を飛び越えろ! 「MANGA ART HOTEL, TOKYO」代表が熱く語る理由とは
マンガを通して「多様性を楽しもう」
2018年9月ごろから4か月間、秋葉原のマンガ喫茶で毎日30~50冊のマンガを日々読みふける日々を送った御子柴さん。マンガ喫茶に置いていない作品も知るため、インターネットで調べつくしました。奮闘の結果、約600タイトル・5000冊を選びました。マンガを通して「相互不理解の解消」を実現すべく、各マンガにコメントカードを付けることに。その思いを必死に文字にしました。
「『読む』という行動をうながすには、ストーリーの内容を客観的に書いたりするだけではダメだと思い、読み手の感情に訴えかける、感情を揺さぶることを念頭に置きました」

マンガを人々の「共通言語」に据えたホテル、それが「MANGA ART HOTEL, TOKYO」。
フロアに置かれたマンガの主人公は先述のとおりマイノリティーなどで、そのような目線から描いた作品が多くなっています。御子柴さんは開業を振り返って、最後にこう訴えます。
「LGBTをはじめとして、現在、マイノリティーに関するさまざまな事柄があります。僕はマンガを通して、彼らのような人たちに対して、『寛容になろう』『リベラルになろう』と言いたいです。『多様性を認めよう』という偉そうな言い方でなく、一緒に『多様性を楽しもうよ』と」
相互に不理解を解消し、相互に寛容になることで、多様性を楽しもう――。それが御子柴さんの言いたいこと。
御子柴さんは共同代表という立場ですが、「MANGA ART HOTEL, TOKYO」に当面の間、常駐し、利用者との「共通言語」を模索し続けていきます。
(マグミクス編集部)