【漫画】婚活失敗したモブ社会人を、イケメンが介抱 衝撃の結末に「鼻血出そう」
婚活バーティーでうまくいかず飲みすぎてしまった男性。酔ってしまい、吐き気を催していたらイケメンが介抱してくれて……。作者の金井千咲貴さんにお話を聞きました。
イケメンのギャップが「ずるいっ!」
婚活バーティーに参加するも、うまくいかず酔いつぶれてしまった社会人男性。そんな男性のもとへ「大丈夫?」と声をかけてくれたのはキラキラ光りを放つイケメンで……。
金井千咲貴さん(@chisakitamago)による創作マンガ『女性苦手なアラサーモブ社会人の俺にイケメンすぎる彼女が出来ました』がTwitter上で公開されました。いいね数は1.4万を超えており、読者からは「ギャップが好きすぎる」「刺さりすぎて記憶吹っ飛んだ」「新たな扉を開いてしまった(笑)」などの声があがっています。
作者の金井千咲貴さんにお話を聞きました。
ーー金井千咲貴さんがマンガを描き始めたきっかけや、漫画家としてデビューに至った経緯を教えて下さい。
両親が漫画家を目指していたこともあり、小さい頃からマンガやアニメが身近にある家庭でした。もともと絵を描くのが好きだったので、なんとなく自分も漫画家を目指すのかなと思っていたのですが、はっきりと目指すきっかけになったのは冨樫義博先生の『HUNTER×HUNTER』でした。毎週この作品を読むために生きていると思えるほど活力をもらい、漫画家というお仕事へ強く憧れを持ちました。
ーー『女性苦手なアラサーモブ社会人の俺にイケメンすぎる彼女が出来ました』のお話が生まれたきっかけは何ですか?
SNSでの自分のアカウントのコンテンツ力をあげたくてTwitterオリジナルマンガを描く構想を練っていたところ、ジェンダーレスな方がもともと好きだったな、と自分の過去作を見て気付いたのがきっかけです。Twitterの利用者さんのなかにも需要があるのかも、と描いてみることにしました。
ーーイケメン彼女のカッコよさに、モブ社会人だけでなく、読者もとりこになっています。登場人物を描くうえで特に工夫した点はありますか?
マンガの展開的に、性別が分かったあともキャラクターに興味を持ち続けてもらいたいと思っていたので、彼女の人格に目が行くようにミステリアスな雰囲気を演出として意識しました。
ーー「月刊少年ガンガン」にて連載中の単行本『僕の呪いの吸血姫』が好評発売中です。この作品のあらすじと見どころをご紹介いただけますか?
誰にも懐かない最強の吸血鬼の女の子が主人公にだけ懐いて、一緒に殺人吸血鬼を退治するお話です。人類最強レベルの元特殊部隊長の男性(主人公)が、不老不死の吸血鬼の中に放り込まれると、途端にヒロイン扱いされているところが、この作品ならではの楽しいシチュエーションだと思っています。
ーー今後、発表される作品については、どのように活動していきたいとお考えでしょうか?
連載作だけでなく、できる限り別のお話も描いて「楽しそうなことをしている場所」を自分の力で作れるようになりたいと思っています。そのためにも、自分の好きなものをいかに読者さんにも好きになってもらえるか、工夫を常にしていきたいです。
(マグミクス編集部)