グウェンだけじゃない!『スパイダーバース』公開前にチェックしたい”スパイダーマンたち”
2019年3月8日に公開される映画『スパイダーマン:スパイダーバース』。目的も年齢も違う"スパイダーマンたち"がスクリーンに大集合し、話題になっています。数えきれないほどのバリエーションがあるスパイダーマン。いったいどんなキャラクターが存在するのでしょうか。
別世界に生きる"スパイダーマンたち"
アメコミの代表的な存在スパイダーマン。キャラクターとしての認知度はトップクラスといっていいでしょう。主人公ピーター・パーカーがニューヨークの摩天楼を縦横無尽に飛び回りながら、敵と戦うイメージは誰もが知っているのではないでしょうか。
2019年3月8日公開の『スパイダーマン:スパイダーバース』(以降『スパイダーバース』)は、そんな私たちのよく知るスパイダーマンではなく、別世界のスパイダーマンが主役を務めています。
別世界というのは、マーベル作品では基本となる世界を「Earth-616」とし、他にも「Earth-~」と続く世界がいくつもあるという設定だからです。日本国内のマンガやアニメでも一部のファンから人気の”並行世界・パラレルワールドもの”といわれる設定で、それぞれの世界に別のスパイダーマンが存在し、物語が展開しています。
特にスパイダーマンは、本国アメリカでも人気のキャラクターで、色違いや、化け物系、パッと見大きな違いがわからないものまで、多くの派生キャラクターが存在しています。
動画サイトなどで視聴可能な『スパイダーバース』の予告編で姿を確認できるスパイダーグウェン。過去のスパイダーマン映画を見ている人なら“グウェン”という名前に聞き覚えがあるのではないでしょうか。
『スパイダーマン3』(2007年公開)、『アメイジング・スパイダーマン』(2012年公開)、『アメイジング・スパイダーマン2』(2014年公開)に登場した、ピーターの恋人のグウェン・ステイシーがその正体です。
原作コミック『スパイダーグウェン』の主人公で、本来クモに噛まれるはずだったピーターに代わり、噛まれてスーパーパワーを身に付けたグウェン・ステイシー。特徴的なフードと、白地にピンクのクモ柄、鮮やかなブルーの差し色が入った現代的なコスチュームをまとったデザインは、本国アメリカでも人気です。