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WBCでも絶対活躍!日本代表に入ってほしい野球マンガの最強ピッチャー4選

野球の世界一を決めるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の2023年大会が、近づいてきました。アメリカやドミニカ共和国など、世界の強豪に挑む侍ジャパンのメンバーも発表され、期待は高まるばかりです。そんななか今回は、もしも野球マンガのピッチャーから日本代表を選ぶなら誰がいいのか、最強投手陣の顔ぶれを考えます。

重要な場面で絶対的強さを発揮!

力投する茂野吾郎が表紙の『MAJOR』第76巻(小学館)
力投する茂野吾郎が表紙の『MAJOR』第76巻(小学館)

 2023年3月8日に開幕するワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に向け、侍ジャパンのメンバーも発表され、日に日に注目が高まっています。特に投手陣は過去最多の15人が選ばれ、歴代最強の呼び声も高いです。そんななか、今回は野球マンガのキャラから「この選手が入ればさらに最強」と思われる投手たちを選んでみました。

●『MAJOR』茂野吾郎

 まずは『MAJOR』(著:満田拓也)の主人公・茂野吾郎です。リトルリーグ時代に右肩を故障するも、諦めずに左投げに転向、天性のセンスと並々ならぬ努力によって、メジャーリーグで最多勝やサイ・ヤング賞など、数々の栄光を勝ち取りました。その能力は……まず、来るとわかっていても空振りしてしまうほど速い、160km以上のストレートです。たとえバットに当たっても、粉砕してしまうほどの威力を誇ります。

 また、ピンチになればなるほどボールのスピードが増す勝負強さも持っており、強豪相手の大舞台でも安心してマウンドを任せられます。しかもスタミナも抜群で、さらに「最優秀救援投手」を獲得したこともあり、先発だけでなく、抑えでも力を発揮してくれるはずです。吾郎の最後まで勝負を諦めない情熱は、チームのモチベーションも高めてくれるでしょう。

 さらにバッティングセンスも良く、リトルリーグ時代や高校時代にはここぞという場面で数々の決勝打を放っており、代打起用でもいけます。作中でも日本代表としてW杯に参戦しており、国際試合の経験も豊富です。

●『ONE OUTS』渡久地東亜

 続いては『ONE OUTS』(著:甲斐谷忍)の主人公・渡久地東亜(とくち・とうあ)です。『ONE OUTS』は選手同士のプレーでの駆け引きはもちろん、球団オーナーとの年俸の駆け引きなど、登場人物たちの高度な騙し合いや、心理戦も描かれた異色の野球マンガ。そのなかでも圧倒的強さを誇るのが、勝負師・渡久地東亜です。

 ストレートの平均球速は120kmと、プロとしてはかなり遅いボールですが、抜群の制球力と、投げる直前に咄嗟にボールの回転数を変えられる器用さを持っています。そして、一番の武器は心理戦。相手の表情や仕草、置かれた状況から、絶対に打てない場所に巧みにボールを投げ分け、ときにはブラフも使って、相手の良さを絶対に出させません。

 プレッシャーの掛かる大舞台になればなるほど、頭脳と度胸に長けた渡久地の投球術は大きな武器になるでしょう。ちなみに、渡久地はプロ入り前には、沖縄で米兵相手に賭野球もやっていたので、外国人選手との対戦経験も心配ありません。

【画像】キャッチャーは誰が必要? マンガの最強キャラ(5枚)

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