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「バンブルビーカフェ」がオープン! 女性もトランスフォーマーが好きになる理由

大人気シリーズ「トランスフォーマー」の最新作、『バンブルビー』の公開に先立ちコラボカフェがオープンしました。オープンの経緯には、同シリーズに女性ファンが増えているという理由があるといいます。

女性ファンを意識して誕生したコラボカフェ

 2019年3月22日(金)の映画『バンブルビー』の公開に先立ち、池袋パルコで実施中のコラボカフェ「バンブルビーカフェ」が話題を集めています。2019年3月8日(金)から2019年3月31日(日)まで開催中の同イベントは、バンブルビーにちなんだコラボメニューが楽しめます。

 バンブルビーは、「トランスフォーマー」シリーズに登場する人気のキャラクターで、黄色い自動車から変身する機械生命体です。同カフェでは、バンブルビーの黄色を基調とするデザインを模し、特製のオムライスや色鮮やかな柑橘系の果物を使ったスイーツなどといったメニューが揃っています。

 オムライス、パフェなどなどかわいいフードが目白押し!
オムライス、パフェなどなどかわいいフードが目白押し!

 企画する株式会社タカラトミーは、メディア向け内覧会で「女性ファンを意識した」と話しています。今回のような女性ファンに向けたアプローチは、同シリーズ35年の歴史の中で初の試みといいます。

 カフェには、コラボのためだけに株式会社サンリオが描き下ろした、可愛らしい姿のバンブルビーや、映画の吹替版でバンブルビーの声を担当する声優の木村良平さんによるメッセージなど、コアなシリーズファンも、新規の女性ファンも楽しめるものとなっています。

手前がサンリオ版バンブルビー
手前がサンリオ版バンブルビー

 日本国内でも人気の高い「トランスフォーマー」シリーズ。もとは日本のロボット玩具をアメリカ企業と提携して北米展開したものですが、1984年にアメリカ国内で第1作『THE TRANSFORMERS』が放送され、翌1985年に日本国内で日本語版の『戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー』の放送が始まりました。以降、さまざまな形でシリーズ作品が生まれています。今回公開される映画『バンブルビー』は、2007年にマイケル・ベイ監督が手がけた実写版『トランスフォーマー』のスピンオフ作品です。

 マイケル・ベイ監督『トランスフォーマー』から始まったこの実写版シリーズは、『トランスフォーマー/リベンジ』(2009年公開)、『トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン』(2011年公開)、『トランスフォーマー/ロストエイジ』(2014年公開)と続き、2017年にはシリーズ5作目となる『トランスフォーマー/最後の騎士王』が公開され、こちらもヒットを記録しました。同シリーズの興行収益は、全世界でおよそ4200億円とされており、おおもとは日本で生まれたコンテンツであるトランスフォーマーが、世界中で受け入れられているといえます。

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