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『ワンピ』麦わらの一味は強さ云々より存在自体がヤバい? 「世界政府涙目」

いよいよ最終章に突入した『ONE PIECE』は、さらなる盛り上がりを見せています。そんななか、ネット上では「世界政府目線で見ると、麦わらの一味がヤバすぎる……」と話題になっています。ルフィをはじめとするメンバーの強さもさることながら、それぞれの血筋やこれまでの実績からそのヤバさを振り返ります。

ルフィも他の仲間もヤバい?

一味が集まった『ONE PIECE ワンピース 20THシーズン ワノ国編 piece.38』DVD(エイベックス・ピクチャーズ)
一味が集まった『ONE PIECE ワンピース 20THシーズン ワノ国編 piece.38』DVD(エイベックス・ピクチャーズ)

 25年以上連載され続けている人気マンガ『ONE PIECE』は、物語が最終章に入り大きな盛り上がりを見せています。そんななか、ネット上ではルフィ率いる麦わらの一味が「世界政府目線で見ると存在自体がヤバすぎる……」と話題になっています。ルフィをはじめとするメンバーの強さもさることながら、血筋やこれまでの実績から、麦わらの一味がいかに「ヤバい海賊」であるかを振り返りましょう。

※この記事では『ONE PIECE』単行本未収録、未アニメ化の内容を含みます。

 まずは何よりも、ルフィ本人の危険さが話題になっています。『ONE PIECE』の世界では当初、「海軍本部」「王下七武海」「四皇」が三大勢力と呼ばれ、世界のバランスを保っていると言われていました。そんな三大勢力のうちのひとつである王下七武海を、ルフィは「アラバスタ編」でのクロコダイルを皮切りに次々と撃破、あるいは懐柔させています。

 さらに王下七武海だったジンベエを麦わらの一味に仲間入りさせ、さらに四皇のビッグ・マムとカイドウに勝負を挑み、カイドウを見事撃破(ビッグ・マムはローとキッドが倒した)し、その後ルフィ自身が四皇入りを果たすという偉業を成し遂げました。また、その過程で、世界政府がずっとその存在を追い続けていた「ゴムゴムの実」の正体である「ヒトヒトの実 幻獣種 モデル『ニカ』」の能力を覚醒させた点も、世界政府にとって脅威となる要素です。

「『新兵器』の完成も理由だけど、ルフィがいなければ『王下七武海制度の撤廃』はなかっただろうな」「2年とちょっとで世界情勢変えすぎ」「2年前の時点でエニエス・ロビー、インペルダウン、海軍本部、全部に襲撃しかけてるのはヤバい」「ルフィに感謝している国だらけなのが厄介すぎる」「略奪行為していないのも不可解で怖いと思う」「ニカ状態で大笑いしている手配書も世間からしたら不気味」と、改めて世界政府目線で見ると恐ろしい存在であることに、さまざまな意見が集まりました。

 さらに、ルフィは海軍の英雄モンキー・D・ガープの孫であり、同時に世界最悪の犯罪者で革命軍を率いるドラゴンの息子でもあります。その上、海賊王の子ポートガス・D・エース、革命軍参謀総長サボとも義兄弟と、「家族関係」も世界政府から見ると怖い存在であることは間違いないでしょう。「万が一ルフィを捕らえて処刑しようとした場合、ガープがブチギレて離反とか考えたら、政府にとって怖すぎるな」「革命軍が攻めてくるかも」「家族関係が有名なのも問題」と、話題になっていました。

 その他、麦わらの一味の他のメンバーに目を向けると、サンジは戦闘国家ジェルマ王国の王子であり、ウソップは赤髪海賊団幹部のヤソップの息子で世界政府の旗を燃やしたこともありました。さらに、ニコ・ロビンは西の海のオハラの考古学者の唯一の生き残りにして「歴史の本文」も解読できる存在で、フランキーはかつて「古代兵器プルトン」の設計図を見て記憶している人物、そして先述のとおり元王下七武海にして、かつて天竜人の奴隷だった者も多数所属した「タイヨウの海賊団」を率いていたジンベエもいます。

 また、「ゾロもミホークの弟子というのがヤバいのでは」「ブルックも『ソウルキング』として大人気だから、捕まえたらファンが暴動起こしそう」「この面々が結託して行動しているだけで、世界政府にとっては悪夢のような事態」と言われるなど、かなり厄介な人材だらけなことが、改めて話題になりました。

 その他、「美しき海賊団とかバルトクラブとか、『麦わら大船団』の面々も強力すぎる」「魚人島とワノ国と、古代兵器がある国ふたつがルフィたちに協力的なの脅威すぎないか」「コビーとか藤虎とか、海軍内にもルフィに好意的な人物がいるのがヤバい」「シャンクスもなんだかんだ定期的に助けてくれるし」「カイドウとビッグ・マムも再登場したら味方になりそう」と、一味の関連人物たちのヤバさの話題も、大盛り上がりとなっています。

 また、「麦わらの一味は特定の縄張りを持たずに移動しているから、四皇のなかでも特に危険」という意見も。最終章に入ってからは、ルフィたちは未来島「エッグヘッド」を訪れ、「世界最大の頭脳を持つ男」ことベガパンクに頼まれて、彼を島から連れ出そうとしています。ネット上では、「もはや移動する地雷原」とまで言われていました。また、ロブ・ルッチのように、政府側にもルフィとの因縁のせいで暴走してしまうキャラがいるのが厄介です。

 これから目的の「ワンピース(ひとつなぎの大秘宝)」を見つけて、ルフィが海賊王になるまでに、一味はさらにどれだけの大騒動を起こすのでしょうか。

(マグミクス編集部)

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