「絶対に乗りたくない」操縦者の命が危ういロボット3選 スーツ着用だけで死亡?
ロボットアニメのなかには、乗ってしまうだけで命の危険性がある、恐ろしいメカも登場します。そんな乗ったら「最後」な、絶対に乗りたくないロボット3選をご紹介します。
戦いに勝っても確実に「死」!
ロボットアニメに登場するロボットのなかには、パイロットに負担がかかるだけでなく、搭乗した場合、ほとんどの確率で命を落とすロボットも存在します
今回は、絶対に乗りたくない「乗ったら最後?」なロボット3選をご紹介します。
●子供たちの“命”と引き換えに 『ぼくらの』ジアース
『ぼくらの』は、近未来の日本を舞台に、夏休み中の少年少女15人が謎の男、ココペリと出会い「自分の作ったゲームをしないか」と誘われたことから物語が始まります。そして巨大ロボット「ジアース」を操縦し、地球を襲う巨大な敵から守るために戦っていきます
ジアースの恐ろしいところは、パイロットの「生命力」で稼働しているため、戦闘の勝敗にかかわらず必ず命を落としてしまうことです。もしパイロットに指名され、それを拒否したり、48時間以内に決着がつかなかったりすれば、地球を含む宇宙が消滅してしまいます。「勝って自分ひとりだけが命を落とす」か「勝てずに宇宙もろとも消滅する」かのどちらかしかありません。
●普通の人間には絶対無理!『ゲッターロボ』ゲッターロボ
昭和を代表するロボットアニメである『ゲッターロボ』。タイトル名でもある主役機は、恐竜帝国から侵略された人類を守るため、ゲッター線を動力に3機のマシンが合体変形し戦います。
エネルギー源となる「ゲッター線」は敵を倒す武器であると同時に、搭乗者が精神的・肉体的に弱者である場合は、精神に異常をきたしてしまいます。また、ただ乗っているだけで命を落としてしまうほどの壮絶なパワーを秘めており、普通の人間には決して乗ることの出来ないロボットとなっています。
●その力に耐えられるか?『機動武闘伝Gガンダム』Gガンダム
地球をリングに各コロニー国家が国の主導権を賭けてガンダムで競い合うという、これまでのガンダムとは少し風変わりな作風で、人気を博した『機動武闘伝Gガンダム』。主人公ドモン・カッシュをはじめとする「ガンダムファイター」がメカを操縦するために着用するのが、搭乗者の動きをトレースするシステムを搭載した「ファイティングスーツ」です。これが実は危険なのです。
このスーツの着用は、ゴム状の薄い膜を張ったリングが、搭乗者の頭上から下に向かって通過することで、身体にフィットするように行われます。しかし、この時に非常に強い負担がかかるため、操縦者は着用が終わるまで上からの力に押しつぶされないよう耐える必要があります。鍛え抜かれたファイターですら苦悶の表情を浮かべ、うめき声を漏らすほど強力な負荷がかかるのです。
アニメでは、ひょんなことから子供がファイティングスーツを着用してしまい、その強力な力で締め付けられて、危うく死にかけるという描写があり、その危険性が見て取れます。強くて、たくましくて、格好いいロボット。その性能とパワーはまさに命と引き換えといっても過言ではありません。
(もっとグッド)