耐え忍びすぎな人生!『ナルト』カカシ先生の重い過去が改めて話題
大人気マンガ『NARUTO―ナルト―』では、登場人物たちの暗い過去がたびたび話題となります。例えば、作中屈指の強さを誇りながらも軽い性格で人気の高いカカシ先生ですが、ネット上では「カカシ先生の過去が重すぎるんだが……」という声が上がっていました。今回は、そんなカカシ先生の過去を振り返ってみましょう。
まさに「忍ぶ男」
人気マンガ『NARUTO―ナルト―』は、登場人物たちの暗い過去がたびたび描かれ、話題となりました。小さい頃から親がおらず腫れ物扱いされて育ったナルトや、実の兄に両親を殺されて復讐の鬼と化したサスケはもちろんですが、ナルトやサスケの師匠であるはたけカカシ先生も、暗い過去を背負ったひとりです。
作中屈指の強さを誇りながらも飄々として気取らない性格で人気の高いカカシ先生ですが、ネット上では「カカシ先生の過去が重すぎるんだが……」「本当に苦労してるよね」などの声が上がっています。
まずカカシ先生は幼少期に、父であるサクモを自殺で亡くしています。サクモはある任務で任務遂行より仲間の命を選んだことで、仲間から非難を浴びてしまいました。結局サクモはその後心身を悪くしてしまい、自殺を選びます。
そんなカカシ先生を、友人の死というさらなる悲劇が襲います。カカシ先生のチームメイトであるオビトは、ある任務でカカシ先生を庇って死んでしまいますが(のちに生存が判明)、カカシ先生の写輪眼はその際にオビトから移植されたもの。また、オビトと同じく、チームメイトだったリンも死んでしまいます。しかもその理由は、望まずしてカカシ先生自らの手で殺してしまうというものでした。
さらにはカカシ先生の師匠であるミナトも、九尾の封印によって死んでしまいます。自分の周りの大切な人をことごとく失っているカカシ先生に、ネット上でも「希望がなさすぎる……」「ガイと一緒にいることで、だいぶ救われているんだろうな」など、改めて同情の声が上がっていました。
カカシ先生は過去だけでなく、現在においても悲劇が待っていました。手塩にかけて育てた愛弟子のサスケや、死んだと思っていたオビトが闇落ちするという現実を突き付けられます。このように、カカシ先生について振り返ってみると辛いエピソードばかりですが、当の本人が闇落ちすることはありませんでした。その姿には「メンタルやばくない?」「耐え忍ぶランクトップクラスの男」など、賞賛の声が上がっています。
『NARUTO―ナルト―』はアニメ放送20周年を記念して、人気キャラ上位99人を決める全世界キャラクター人気投票企画「NARUTOP99」が開催中です。2022年12月から23年1月にかけて投票が行われ、23年4月に結果が発表されますが、12月末の中間の速報では、カカシ先生は5位という高順位につけていました。苦労人のカカシ先生は、最終的に何位に入ることができるのでしょうか。
(マグミクス編集部)