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サザエさんたちの「年齢」に驚愕? 昭和の人は老けて見えたのか、実在のスターと比較

『サザエさん』の登場人物の年齢は、たびたび話題になりますが、知って驚いた人が多いのではないでしょうか。しかし、昭和では普通の感覚だったのかもしれません。令和でも有名な昭和のスターと比較してみました。

たびたび話題になる『サザエさん』の年齢設定

誰もが知っている『サザエさん』。画像はアニメビジュアル  (C)長谷川町子美術館 (C)Fuji Television Network, inc. All rights reserved.
誰もが知っている『サザエさん』。画像はアニメビジュアル  (C)長谷川町子美術館 (C)Fuji Television Network, inc. All rights reserved.

『サザエさん』といえば、日本人ならば誰もが知っている国民的アニメです。原作マンガは1974年に連載終了、作者の長谷川町子先生は1992年に亡くなっていますが、アニメは69年から今まで継続中で、その歴史は半世紀を越えています。

 さて「サザエさん時空」と表現される『サザエさん』の作中時間は、その長い放送期間に対して完全にストップしています。登場人物であるサザエさんたちは年をとらないのですが、そもそもの登場人物たちの年齢設定を知って、驚いた方も多いのではないでしょうか?

●磯野一家の年齢設定

 一部では有名な『サザエさん』の磯野家の面々の年齢設定ですが、改めてまとめると

・フグ田サザエ(24歳)

・磯野波平(54歳)

・磯野フネ(50歳ぐらい、公式サイトの表記は「50ン歳」)

・フグ田マスオ(28歳)

・子供たち:磯野カツオ(11歳)、磯野ワカメ(9歳)、フグ田タラオ(3歳)

(※磯野一家の年齢設定については、アニメ公式サイト記載のものを正としています)

 子供のカツオ、ワカメ、タラオは、特に意外性はないですが、初めて知ったときに大人4人の年齢に驚いた人も多いのではないでしょうか。

 落ち着いて所帯じみているサザエはまだ20代半ばの若者、見た目、声などに落ち着きがあり、アラフォーくらいに見えるマスオも、まだ20代の若者です。また、おじさん、おばさんと言うよりおじいちゃん、おばあちゃんに見える波平とフネは、まだ50代。少なくとも現代では「老人」とはみなされない歳です。

 ただ、原作が連載されていた49~74年の時期は、「55歳定年」が主流だったため、当時に当てはめると、54歳の波平はいわば「隠居間際」の人です。しかし、2013年に「高年齢者雇用安定法」が改正され、2025年4月からは企業へ「65歳定年制」が義務化される現代の目線で見ると、64歳設定だったとしても「波平は老けて見える」と言う人もいるでしょう。

『サザエさん』に限らず、昔の人の方が今より老けて見えるというのは、よくある話ではあります。例えば、「今の年齢の自分や同級生が、子供のときにイメージしていた年齢よりも幼く見える」「自分が1年生の時の部活の3年生と、3年生になった自分たちが同じ年齢とは思えない」「60~70歳になった親が、子供のときに見た同年齢期の祖父母より若く感じる」というのは、よく話題になる「あるあるネタ」ですが、それも必ずしも気のせい、感覚の問題とは言い切れません。

 スポーツ庁の調べによると、65歳以上の高齢者を対象にした体力テストの結果が、この20年で男性5歳以上、女性は10歳以上若返っていると言います。また、厚生労働省による「国民生活基礎調査」によれば、「腰痛」「耳がきこえにくい」「目のかすみ」「物忘れ」などの悩みを抱える65~74歳の高齢者の率も、年々下がっているそうです。

『サザエさん』の原作が連載されていたのは1946年から1974年で、20年どころか50年以上前のことです。20年でこれだけ高齢者の体力が若返っているのですから、原作が連載されていた頃と比較すると、5歳から10歳程度ではなく、もっと若返っている可能性もあるでしょう。言い換えると、昔の人は今よりかなり老けて見えて、『サザエさん』の年齢設定は自然だったのかもしれません。

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