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『ドラゴンボール』初期の忘れられた設定「足からかめはめ波」「亀仙人に姉がいた」

1984年に連載が開始された『ドラゴンボール』に「そういえば忘れていた」という設定はありませんか? 懐かしい設定がネット上に相次いで挙がり、盛り上がりを見せています。

筋斗雲と如意棒ってどこに行ったんだろう?

 1984年に「週刊少年ジャンプ」で連載を開始し、1986年から1989年にアニメ全153話が放送された『ドラゴンボール』。ご長寿マンガのためさまざまなストーリーと設定があり、ネット上では「『ドラゴンボール』で忘れ去られてしまった設定」が話題になりました。

 まずは「悟空は足でもかめはめ波が出せる」という設定から。第23回天下一武道会の決勝戦で、悟空が空中移動の手段として放ったのが「足かめはめ波」です。悟空はこの戦いで舞空術を使ってピッコロに勝利していることから、ネット上では「舞空術の習得で、かめはめ波が空中移動手段として描かれなくなったのでは?」と推測されています。

 また初期の『ドラゴンボール』をイメージするときに必ず浮かぶ「筋斗雲と如意棒」も消えてしまいました。「足かめはめ波」と同じく舞空術の習得後に徐々に姿を消したのが「筋斗雲」です。ただ完全に消え去ったわけではなく、悟飯が通学に使うシーンや『ドラゴンボール 完全版』でウーブが乗っているシーンが見られます。

 同時期に悟空が持っていた「如意棒」は、カリン塔と神殿をつなぐという本来の役割を果たしました。しかし武器のイメージが強いため「如意棒どこいった?」「壊れたのか?」といった声が多数あがっていました。

 また、「国王がメガネをかけた犬」という設定も。犬の国王は「ピッコロ大魔王編」と「人造人間・セル編」で国民にTVを通して助けを求めるシーンで登場しました。国王の設定は記憶に薄いものの、悟空が現れるきっかけという意外にも重要な役割を果たしていたのです。

 まだまだあります。不自然な消え方をした「ランチ」の名前が挙がっていたほか、「占いババと亀仙人が年の差が200歳ほどの姉弟」という驚きの設定も。「それって人間なのか?」「亀仙人の母親の年齢が気になる」などの声が見られ、いまだに謎に包まれています。ストーリーが進むにつれて見られなくなった設定は、やはり連載初期に集中しているようです。

(マグミクス編集部)

【画像】存在忘れてた! いつの間にか消えていったキャラたち

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