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『ワンピース』最終章の再登場に期待、ドンキホーテ海賊団 今後の予想は「不安」

『ONE PIECE(ワンピース)』に登場するドンキホーテ海賊団は壮絶な過去を持つメンバーばかり。なかでもセニョール・ピンクの過去は読者が特に涙したシーンでした。そんなドンキホーテ海賊団の再登場はあるのでしょうか?

「仁義の男」になったきっかけがつらすぎる!

ドフラミンゴは「インペルダウン」から出てくるのか? 画像は『ONE PIECE Log Collection“DOFLAMINGO”』DVD(エイベックス・ピクチャーズ)
ドフラミンゴは「インペルダウン」から出てくるのか? 画像は『ONE PIECE Log Collection“DOFLAMINGO”』DVD(エイベックス・ピクチャーズ)

『ONE PIECE(ワンピース)』のなかでも上位に食い込む、ザ・悪役なキャラと言われて多くの読者が思い浮かべるのは、ドンキホーテ・ドフラミンゴではないでしょうか? ドフラミンゴが率いるドンキホーテ海賊団はつらい過去を持つ、人物が多数所属しています。特にセニョール・ピンクの過去は、知った後に再びその姿を見て、赤ん坊の姿をしたセニョール・ピンクが「以前よりもかっこよく見える」という声もあがるほど胸が熱くなるエピソードでした。

 そして、ドンキホーテ海賊団のメンバーはドフラミンゴ以外、ルフィたちに倒された後のストーリーがほとんど描かれていません。ドンキホーテ海賊団に所属するキャラは、最終章で再登場を期待されている人物ばかりです。この記事では、セニョール・ピンクの悲しい過去とともに、ドンキホーテ海賊団の最終章の活躍について考察します。

※この記事には単行本未収録のエピソード「エッグヘッド編」の内容を含みます。

 セニョール・ピンクは、言動がとても渋く、取り巻きの美女や部下からの人気が高い人物ですが、ある理由から赤ん坊の格好をしている人物です。いまでこそ、「仁義の男」のイメージがありますが、もともとはほかのメンバーと同じく「極悪非道の海賊」でした。ただの海賊だったセニョール・ピンクが変わったのは、愛する妻・ルシアンとの出来事がきっかけでした。

 ルシアンに自身の職業を偽ったことが原因で、息子の最後にも立ち会えず、愛する妻は植物状態になってしまいます。植物状態になって以降、何の反応も示さなかったルシアンが唯一反応したのが、ギムレットのものをかぶったセニョール・ピンクの姿でした。

 彼は「愛する妻を微笑ませた赤ん坊の格好がどんなスーツよりも値打ちがある」と、現在に至るまで赤ん坊の格好を止めることはありませんでした。己の罪から逃げなかったセニョール・ピンクの生き様は、フランキーも「兄弟」とたたえるほど、ほれぼれするかっこよさでした。

 最新「エッグヘッド編」で、セニョール・ピンクの「スイスイの実」の能力をセラフィムが使用しており、読者の一部で「セニョール・ピンク死亡説」がささやかれました。しかし、「『悪魔の実』の能力が複製可能であること」と、彼自身が「インペルダウン」に収監されていることが明かされ、安心した様子の読者が多数見受けられました。

 それ以外の、ピーカやトレーボル、シュガーなど、残りのドンキホーテ海賊団の行方も明らかにされていません。船長のドフラミンゴ以外は「インペルダウン」に投獄された様子も描かれておらず、生死すら判明していないため、読者から不安の声が広がっています。

 また、船長のドフラミンゴに関しては、監獄「インペルダウン」で、「世界経済新聞」を読みながら笑う描写以降、登場シーンがありません。マリージョアの「秘密」を握っているドフラミンゴは、このまま監獄にいた場合、天竜人の手のものに暗殺される確率が高いでしょう。

 そのため、読者からは脱獄の可能性について示唆する声もあがっています。「ワノ国編」が完結後もドフラミンゴに関する新情報は明かされていません。しかし、「インペルダウン」の独房で保護していることから、重要な「何か」を知っていることは確実です。最終章では、ドフラミンゴの知る「秘密」が重要なカギを握っているのか、ドフラミンゴの行動から目が離せません。

(マグミクス編集部)

【画像】生死は不明!? 最終章で活躍してほしいドンキホーテ海賊団のメンバーを見る(5枚)

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