まるで別人? 初登場から「イメージ違い過ぎ」なジャンプ人気キャラ4選
ジャンプには同一物とは思えないほど大きくイメージが変化した人気キャラがいます。最初から読み直して衝撃を受けた人もいるのではないでしょうか。今回はそんなイメチェンをしたキャラクターを紹介します。
最初はイメージが迷走?

雑誌内で熾烈な人気競争を繰り広げることで有名な「週刊少年ジャンプ」。打ち切りを免れて長期連載を勝ち取った人気マンガのなかには、こっそりイメージチェンジしたキャラクターがいるのをご存じでしょうか。まるで別人になった有名キャラクターを紹介します。
●嘘だろ…饒舌なる小悪党の飛影
バトルマンガの名作『幽☆遊☆白書』はジャンプ黄金期を支えた名作のひとつです。本作に登場する飛影は、剣術と邪王炎殺拳を使うクールキャラですが、「霊界探偵編」に初登場した時はどこから見てもやられキャラでした。
この頃の飛影ときたら、主人公である幽助の幼馴染の螢子をさらって妖怪化しようとしたり、全身緑色になって体中に邪眼を生やしたりと、とにかくダサいのです。
しかも「なめるな!!このスピードについてこられるか!!」「どうだ!?貴様にはオレの残像すらとらえることはできまい」などと幽助を挑発したにもかかわらず、動きを見切られてワンパンでぶっ飛ばされていました。
その後は「四聖獣編」を経て、暗黒武術会では魔金太郎を相手に「残像だ」とつぶやいて一刺しするようなクールな飛影になりますが、初登場時とはまるで別人です。仲間になってから急激にかっこよくなったキャラクターの筆頭だと言えるでしょう。
●そこによつんばいになって馬になるのです!わがままお嬢様の城戸沙織
地上を侵略しようと目論む神々の勢力と戦う『聖闘士聖矢』。地上を守る女神アテナとして強力なカリスマ性を発揮する前の城戸沙織は、まさに甘やかされたわがままお嬢様でした。
馬になれという命令にそむく聖矢を「おまえたちは孤児院からおじいさまのおかげでこの城戸家にひきとられた身、いわば奴隷も同然の身なのよ」としかりつけ、鞭で打ちすえていたくらいです。
地上を守るために自己犠牲もいとわない責任感を発揮する女神アテナですが、子供の頃はちっとも優しくなかったのです。