まさかのNTR展開?『ドラクエ5』の大人になってからわかる会話に衝撃
「ドラクエ」シリーズのなかでも人気の高い『ドラクエ5』ですが、大人にしか理解できないスリリングなセリフが存在することをご存じでしょうか? ネット上で議論を呼んでいるのは、とある人妻のセリフでした。
船乗り夫の帰りを待つ妻の寝言とは?
「ドラゴンクエスト」シリーズは1986年に第1作が発売され、今でも新作が発売されている人気ゲームソフト。旅の目的を果たすために冒険しながら、行く先々の街で住人から話を聞いていきます。しかし会話のなかには物語と関係ないどころか、NTR(寝取られ)展開を彷彿とさせる会話が存在していました。
今回紹介するのは1992年に発売された『ドラゴンクエストV 天空の花嫁』より、港町に住んでいる夫婦のセリフ。主人公たちとの会話のなかで漁師の夫は、妻について「船乗りだからいったん航海に出るとなかなか帰れないけど文句ひとつ言わない出来た女房だ」といった内容のセリフを話します。一方の寝ている妻に話しかけると、「あら、いけませんわ、主人が帰ってきますわ。むにゃむにゃ…」と浮気をほのめかすような寝言を言ってしまうのです。
夫婦との会話はここで終わりますが、当時は内容が理解できなかったプレイヤーも多かった模様。「当時は気づかなくて普通にスルーしてました」「昼ドラ展開すぎて子供はついていけないだろ……」などの声も見られました。
ただ「奥さんがもうすぐ帰ってくる夫のために急いで準備しているときの独り言では?」と言った声もあり、浮気とも言い切れない寝言と捉えている純粋な人もいるようです。ストーリーを進めるうえでまったく意味の無い会話でも、時間が経過してから話題となってしまうのも「ドラクエ」の魅力のひとつかもしれません。
またスマートフォン版を含むリメイクされた『ドラクエ5』では、仲間に話しかけられる新機能が搭載。くだんの夫と会話した後、仲間のビアンカに話しかけてみると「文句を言わないっていうか、それだけ興味をなくしてるってことだったりしてね……」と答えます。恐ろしいほど鼻の利くビアンカに、主人公もさぞ震えあがったことでしょう。
子供の頃は気づかなかったセリフの背景に着目してみると、よりさまざまな人間模様が見えてきそうですね。
(LUIS FIELD)