ザコ扱いに異議あり! 不遇な「かませ犬」ジャンプキャラ3選
戦闘シーンはあったのに“かませ犬”扱いされがちなサイヤ人って?

最後は『ドラゴンボール』のナッパ。ベジータとともに地球侵略にやってきた悪役で、筋肉隆々の肉体は強者感があふれています。作中でも強キャラとして描かれているのですが、どうしてもベジータの影に隠れてしまい、“かませ犬”扱いされることが多いザ・不遇キャラです。
サイヤ人の王子・ベジータと行動を共にしている時点で、特に優秀な人材であることは間違いないでしょう。戦闘民族であるサイヤ人のなかで、王子の足手まといにならないと判断された人物だからです。
事実、ナッパは地球にやってきて間もなく、「挨拶代わりの一撃」で町をひとつ吹き飛ばす衝撃波を放ちます。さらにチャオズの決死の自爆にもほとんどダメージを受けず、同作のメインキャラとなるピッコロも軽く撃破。当時の読者を絶望の淵に叩きこんだ凶悪なキャラでした。
しかし気円斬をナメて受けようとしたり、界王拳を習得した悟空には手も足も出なかったり、最後には味方であるはずのベジータに殺されたりと踏んだり蹴ったりなエピソードも多数。ベジータに意識がいきがちなので雑魚のイメージが強いかもしれませんが、読み返してみれば圧倒的なパワーだったことを思い出せるはずです。
(マグミクス編集部)