賛否呼んだ『銀魂』伝説のパロディ回・3選 「ファンのほうがヒヤヒヤ?」
ターゲットはアニメ・マンガだけじゃない!?

またアニメやマンガだけでなく、実在の人物をパロディにしたギャグもヒヤヒヤさせるネタのひとつ。噛みつく相手を選ばない『銀魂』ですが、さすがに政治家・蓮舫議員を思い切りパロった回は大きな騒動が起こりました。
232話「忘れっぽい奴は忘れた頃にやってくる」は、突如家出した桂の相棒・エリザベスを追いかけるストーリー。エリザベスが会話する時に使用しているプラカードを見つけた万事屋と桂は、それを頼りにエリザベスの動向を追いかけます。
しかしプラカードに書かれた文章は、どこで使うのかわからないツッコミ待ちワードばかり。散々ギャグを挟むなかで登場したのが、蓮舫議員です。アニメではハッキリ「レンホウ」と書かれた選挙カーの上に乗り、ウグイス嬢も「1番でもレンホウ、2番でもレンホウ」と連呼。一応目もとに黒線は入れているものの、まったく隠す気持ちを感じられない演出です。
結局、“エリザベスが実は「蓮蓬」という傭兵部隊に所属していた”というオチに繋がっていくのですが、わずかな登場シーンで蓮舫議員をイジり倒す銀魂。議員の特徴的な刈上げヘアスタイルやエリを立てたファッションを強調し、高齢者にから揚げを投げつける謎シーンまで描かれていました。
後にCS放送では放送が中止されたり、ネット配信時には蓮舫議員のパロディキャラが黒塗りになっていたりと影響は大きかった模様。SNSでも「さすがに怒られたか?」「ギャグのわからない人を相手にすると大変だな」と賛否が分かれるなど、随一の特大爆弾回だったと言えるかもしれません。
(マグミクス編集部)