【漫画】ブラック企業に耐えかねたOLがついに? 斜め上の展開に「何の話だ」ツッコミ続々
度重なるセクハラ、パワハラ、サービス残業など、典型的なブラック企業に勤める女性は、ついに耐えられなくなり、ある日驚きの行動に出て……。Twitterで公開された漫画家・ぐらんでさんのマンガが予想の斜め上をいく展開で読者も混乱!?
ブラック企業のシリアスな物語と思いきや? オチに「脳がバグった」
度重なるセクハラ、パワハラ、サービス残業など、典型的なブラック企業に勤める白愛。ついに耐えられなくなり、ある日驚きの行動に出て……。
イラストレーター・漫画家のぐらんでさん( @gggrande )による創作マンガ『とあるブラック企業OLの話』がTwitterで公開されました。本作はSNSで連載されていた『タイツで癒してくれる嫁』の番外編。
ブラック企業での仕事に苦しむOLのシリアスな物語かと思いきや、予想の斜め上をいく展開に、読者から「ちょっと整理させて」「スーパー急展開」「何を読んだのか分からない」「そうはならんやろ」「前半と後半の温度差が激しい」「気付いたらほっこりラブコメに」などの声があがりました。Twitter投稿は1.3万いいねの反響が集まっています。
作者のぐらんでさんに、お話を聞きました。
ーーぐらんでさんの漫画家としてのデビューのきっかけを教えて下さい。
もとからコミケなどに参加をして同人活動をしており、2018年くらいに私の同人誌を見て下さった出版社の編集部の方が声をかけて下さり、そこから何度かのネーム作成を経て、初めて「マガポケ」という媒体で連載を始めました。それが私の漫画家デビューでした。
ーー『とあるブラック企業OLの話』は意外な結末でしたが、お話はどのように生まれたのでしょうか?
『タイツで癒してくれる嫁』というカラーマンガをSNSで自主連載していたのですが、描いていくうちにヒロインである皇白愛(すめらぎ・はくあ)の過去のストーリーも描きたいと考え始めました。タイツが中心にあるマンガだったので、最初はシリアスな展開でもオチはタイツにしたいと思い、あのような結末になりました。
ーーたくさんの感想が寄せられています。特に印象に残った読者の声について、教えて下さい。
「『アットホームな職場』を『圧と法無な職場』と言い換えているのがうまい」や「最初と最後の話のギャップで脳がバグった」などです。私の描いたマンガで、人の感情を動かすことができるのは作家として最もうれしいことのひとつですね。
ーー単行本『タイツで癒してくれる嫁』が発売中です。お話のあらすじや見どころなどをご紹介いただけますか?
ブラック企業勤めの夫・皇汰斗(すめらぎ・たいと)が銀髪(白髪)の嫁・皇白愛からタイツを用いたさまざまな方法で仕事の疲れを癒やしてもらう、という2ページ構成が基本になっているお話です。
見どころは、白愛のいろんなタイツ姿と、カラーマンガならではのタイツの質感、そして多くの描き下ろしエピソードです。
ーー今後の創作活動について教えて下さい。
Twitter、pixiv、FANBOX、Fantia、bilibili、ニコニコ静画などでさまざまなイラストやマンガをアップロードしています。新たなシリーズ作品も考えていますので、Twitterやpixivをフォロー&チェックしてくださるとうれしいです!
(マグミクス編集部)