『ドラえもん』役に立たない「ガッカリ」ひみつ道具5選 「ハレンチ過ぎて使えない」
なにかと便利なひみつ道具ばかり所持している「ドラえもん」。のび太の無茶振りにも難なく応えるひみつ道具ですが、なかには役に立たない道具があるとネット上で度々議論に。今回は役に立たなかったひみつ道具を5つ紹介していきます。
全然使えなくてガッカリ!

もはや説明不要の高い認知度を誇る長寿作品『ドラえもん』(著:藤子F不二雄/小学館・テレビ朝日)。ドラえもんの人気を支えるために不可欠な「ひみつ道具」ですが、「役に立たないひみつ道具があるのでは」と度々議論を巻き起こしています。今回は数ある「ひみつ道具」から役に立たない道具を5つ紹介します。
まずはコミックス12巻で登場した「わすれ鳥」を紹介。忘れ物が多いのび太のパパのためにドラえもんが用意したひみつ道具です。忘れ物をするとわすれ鳥が「ワスレター」と鳴いて知らせてくれる一見便利な道具。しかしのび太のパパはわすれ鳥ごと仲間の家に置き忘れてしまったため、当然わすれ鳥は知らせてくれませんでした。忘れたり距離が離れたりするとスマートフォンに通知してくれるガジェットは多いですが、肝心のスマートフォンを忘れた場合は、のび太のパパと同じ末路を辿(たど)ってしまうかもしれません。
コミックス8巻で登場した「めんくいカメラ」は気が弱いひみつ道具です。イケメンしか写らない仕組みのカメラで、のび太やドラえもんは顔が写らずにのっぺらぼうのような描写。もちろんしずかちゃんや出木杉くんは綺麗に写っていました。ではジャイアンはというと、ジャイアンが「写らなかったら壊す」と意思表示をしたためにカメラが気を利かせて「写る」結果に。カメラが人間のような感情を持っているため、信憑性に欠け、役に立たないひみつ道具といえるでしょう。
続いて紹介するのは同じくコミックス8巻に登場した「ゲラゲライヤホン」。退屈していた「のび太」のために「ドラえもん」が用意した道具で、何を話しても面白く感じてしまうイヤホン。退屈しのぎには丁度良いと思っていたところ、ある欠点が。「のび太」は「のび太のママ」からお説教をされたり、友達から不幸な話しを聞いたりしても大笑いしてしまい反感を浴びてしまいます。感情は時と場合によって節度が大切なもの。いつでも大笑いしてしまう「ひみつ道具」は役に立ちそうにありません。