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“異世界転生モノ” NHKテキストにも進出。設定は学習内容にもマッチ?

トレンドに敏感?時代に見る「アニメ×参考書」シリーズ

「もえたん」(中経出版)
「もえたん」(中経出版)

 マンガやアニメを学習書に取り入れる試み自体は、現在では珍しいことではありません。児童向けの学習マンガであれば、『ドラえもんの学習シリーズ』(小学館)や『名探偵コナン歴史まんが』(小学館)などが有名です。

 2005年のユーキャン流行語大賞に「萌え」が選出されるより以前、英語学習と2次元の美少女を組み合わせた英語参考書、”萌える単語帳”『もえたん』(三才ブックス)が出版されました。同シリーズは、累計で40万部数を突破しています。

 また、現在でも根強いファンの多い『らき☆すた』(2010年)とのコラボ『「らき☆すた」と学ぶ 化学[理論編]が面白いほどわかる本』、社会現象になったラノベ作品『涼宮ハルヒの憂鬱』とのコラボ『「涼宮ハルヒの憂鬱」で英単語が面白いほど身につく本』も、同じ中経出版社が発行しており、いずれも人気タイトルを取り扱った学習参考書として話題を呼びました。

 人気のマンガ・アニメと学参書のコラボは、学習科目に「まず興味を持ってもらう」という効果が期待できます。NHKテキストの『ラジオ 基礎英語2』はそれに加えて、「主人公が現実とファンタジー世界を行き来する」という設定にしたことで、学習者にとって身近で共感しやすい中学生を主人公にしつつ、平凡でないストーリーで飽きさせない展開を可能にしています。”異世界転生”的な設定を学習内容にも巧みに活かした事例といえるでしょう。

(マグミクス編集部)

【画像】「涼宮ハルヒ」「らき☆すた」…!萌キャラ揃い踏みの学参書

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