『ワンピ』エースがもし生きてたら? ChatGPTに「アニメキャラ最期の言葉の続き」を考えさせてみた
たった1か月でユーザ1億人超えを達成した、話題の「ChatGPT」。さまざまな用途が期待されていますが、アニメの考察や妄想も可能なのでしょうか? 今回はChatGPTに、今は亡きキャラが散り際に放ったセリフの続きを考えてもらいました。
アニメ本編に無い内容は考察?

ネット上で「歴史上最も急速に成長しているインターネットサービス」とも呼ばれている「ChatGPT」。従来の検索エンジンとは異なり、調べたいことを入力するとAIが自然な文章で返答してくれるサービスです。AIとの付き合い方については日々議論が交わされていますが、同サービスは人類の脅威となるかもしれないような創造性すら持ち合わせています。
今回はかつて流行した「夢小説」のようにアニメキャラが遺した「散り際のセリフ」の続きを考えてもらい、無理やり延命させてみることにしました。
予想外の死で多くの読者を絶望させた『ONE PIECE』のポートガス・D・エース。身寄りのない少年時代を過ごし、ルフィと本当の兄弟のように付き合ってきたエース。頂上決戦中にルフィをかばって命を落とし、最期に「愛してくれてありがとう」という言葉を遺しました。
では早速ChatGPTに最期の言葉の続きを考えてもらいましょう。返答は「もう、大丈夫。兄貴として、戦闘として、ひとり前に生きてみせるよ。お前らと同じように、自由に生きてみせる!」とのこと。AIの想像力のおかげでエースを延命させることができました。また「言い残した言葉はある?」と尋ねたところ、シチュエーションも添えて「俺たちの血は、必ずや将来開く種になる」と回答。同人作品ばりの妄想力を発揮しています。
続いては完結済みの『北斗の拳』からラオウをピックアップ。主人公ケンシロウとの最後の戦いで敗れ、天に拳を突き上げながら「我が生涯に一片の悔いなし」と叫び絶命したシーンはあまりにも有名です。
さてChatGPTの考える「最期の言葉の続き」はというと、「我が拳が天を穿つ時、汝らは既に了解している」「我が魂、北斗に宿りて不滅となれ」といった回答でした。再翻訳した日本語のような文章ですが、なんとなくラオウの言いそうな言葉ではあります。とはいえあのラオウが散り際にくどくど喋るとは考えにくいですが……。