「リメイクしてほしい」名作ゲーム3選 大人の事情で難しい?
最近ゲーム業界では過去タイトルのリメイクが盛んです。しかし、熱望されながらも何らかの事情で復活できていないタイトルも存在します。そんなリメイクされない名作を集めました。
映画タイアップが仇に!? 『コナミワイワイワールド』
『ファイナルファンタジーVII リメイク』や、先日発売された『星のカービィ Wii デラックス』など、今ゲーム業界では過去の名作をリメイクする動きが盛んに行われています。スクウェア・エニックスでは、昨年スーパーファミコンの名作RPG『ライブアライブ』のリメイクを手がけたチームが、リメイク、リマスターして欲しいゲームのアンケートを取るなど、この動きは今後も加速していきそうです。
しかし、さまざまな理由で、望まれながらこれまでリメイクされてこなかった作品もあります。名作でありながらリメイクされていない懐かしのタイトルを紹介します。
まずは、ファミコン時代のコナミの名作『コナミワイワイワールド』。ゲームメーカーのキャラクターを集めたタイトルというと、まず思い浮かぶのは「大乱闘スマッシュブラザーズ」シリーズだと思いますが、これは「スマブラ」が登場するよりも遥か前に発売されたコナミのキャラクターが総出演するアクションゲームです。『がんばれゴエモン! からくり道中』や『悪魔城ドラキュラ』といったコナミの各作品をモチーフにしたステージ、さらにはビックバイパーやツインビーを操作するシューティングモードもあったりと、お祭り的で楽しい作品でした。
しかし、その出演キャラクターの中に、『グーニーズ』のマイキーや『キングコング2 怒りのメガトンパンチ』のコングなど、映画タイアップ作品のキャラクターが使われているため、権利関係が複雑であり、リメイクが難しくなっていると考えられます。
とはいえ、マイキーを『バイオミラクル ぼくってウパ』のウパに、コングを『けっきょく南極大冒険』などに登場するペン太に差し替え、iモードなどの携帯電話アプリへ移植されたことはあるため、望みはあるかもしれません。