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『スラムダンク』木暮君は影のMVP? 「バスケ廃部の危機も救った」

名作バスケマンガ『SLAM DUNK』の登場人物は、主人公である桜木花道や流川楓をはじめ、三井寿や仙道彰など人気キャラが目白押しです。そんななかで、控えメンバーながら、かなりの人気を集めるのが「メガネ君」こと木暮公延です。湘北バスケ部の「影の立役者」とも言われる、メガネ君の名シーンを振り返ります。

「メガネ君」がいなければ大会に出ることすら無理だった?

木暮公延がパッケージのアニメ『SLAM DUNK』DVD14巻(東映)
木暮公延がパッケージのアニメ『SLAM DUNK』DVD14巻(東映)

 名作マンガ『SLAM DUNK』の登場人物のなかで、控えメンバーながらかなりの人気を集めるのが「メガネ君」こと木暮公延です。湘北バスケ部の「影の立役者」とも言われ、「実は一番好き」という声も一定数あるなど、熱い支持を受けています。

 木暮は後輩である桜木花道から「メガネ君」と呼ばれ、見た目の印象そのままの真面目で温厚な努力家です。湘北バスケ部の副キャプテンを務めながらも、三井寿のバスケ部復帰後は控え要員になっています。何かと個性と自我の強いレギュラー陣の、まとめ役をすることが多く、熱血漢タイプのキャプテンである赤木剛憲とのコンビは「湘北バスケ部名物アメとムチ」と言われるほど。赤木と花道の衝突シーンでは、木暮がふたりの間に入りなだめる場面もありました。

 またバスケをやめて不良となっていた三井が湘北バスケ部を潰しに乗り込んできた時には、決して喧嘩をするタイプではない木暮が身を挺して三井を諭す場面も印象的でした。このシーンでは「大人になれよ…三井…!!」「お前は根性なしだ……三井……ただの根性なしじゃねーか……根性なしのくせに何が全国制覇だ…夢見させるようなことを言うな!!」と有名な名言も飛び出しています。

 そんな木暮に対して、ネット上では「1年生が入ってきてレギュラーを奪われても、チームのために進んで練習に付き合ってくれるって、メガネ君人格者すぎるだろ」「ミッチーに『大人になれよ三井』と真剣な表情で言うメガネ君に震えた」「メガネ飛ばされた姿がイケメンすぎて、当時ときめきました」「安西先生が体育館に入ってきたところが三井の改心したポイントみたいに言われてるけど、木暮君の言葉もかなりデカいと思う」といった声が上がっていました。

 また、三井の事件に関しては、木暮が早い段階で指示を出してドアやカーテンを閉めさせていたため、体育館内で起きた暴力沙汰は外部にバレずに済んでいます。この行動にも「さすがのファインプレー」「メガネ君がいなきゃ廃部だった」「大会出場すら無理」と、彼の大きな功績として讃えられていました。

 そしてレギュラーメンバーではなくなっても地道に努力を続ける木暮に、最大の名シーンがやってきます。神奈川予選のインターハイ出場をかけた陵南戦で、試合中に倒れた三井に代わり途中出場の木暮は、試合を決める3ポイントシュートを入れました。

 強い信頼関係で結ばれたキャプテン・赤木からの「木暮フリーだうてっ!!」の声で、ここぞの決定打を決める木暮。この名場面には、「湘北バスケ部をずっと支えてきたメガネ君だからこそ決められた得点」「メガネ君が相手チームの田岡監督に『あいつも3年間頑張ってきた男だった』と認められたところは最高でした!」「自分も部活控え選手だったし、一番共感して泣いた」「赤木と出会ってから支えてきた回想シーンが入る演出も最高」「試合終了後の花道への『泣かすなよ…問題児のクセに…』のセリフで、こっちの涙腺も決壊しました」と、多くの指示を集めています。

 公開中の映画『THE FIRST SLAM DUNK』では、木暮役は人気声優の岩崎諒太さんが務めました。山王戦での木暮の「……2年間も 待たせやがって……」などの名ゼリフがカットされたことを残念がる声もありましたが、岩崎さんの演技は「TV版の田中秀幸さんのイメージが強かったけど、違和感なくメガネ君の声として入ってきた」「知性と優しさと熱意がこもったいい声でした」と絶賛されています。

 映画の大好評に伴い、「続編で陵南戦も映画化してほしい」などの声も出ていますが、はたして大スクリーンで木暮の3ポイントの名シーンを見られる日は来るのでしょうか。

(マグミクス編集部)

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