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『サザエさん』タラちゃんの行動に物議!「3歳児がひとりで外出」親たちから心配の声

アニメ『サザエさん』に出てくるタラちゃんは3歳児で、まだまだ親の目が離せない年頃。しかしとあるエピソードではひとりでお出かけすることになり、アニメを見た子育て中の親から心配の声が続出しています。助け合い精神の強い昭和という時代背景なども含みつつ、ネットを騒がせた「3歳児のひとり遊び」について考察していきます。

昔は当たり前?「歩けるようになったら外に遊びにいく」

サザエさん一家のなかで、3歳児のタラちゃん最年少。画像はアニメ『サザエさん』より (C)長谷川町子美術館 (C) Fuji Television Network, Inc.
サザエさん一家のなかで、3歳児のタラちゃん最年少。画像はアニメ『サザエさん』より (C)長谷川町子美術館 (C) Fuji Television Network, Inc.

 アニメ『サザエさん』に登場するタラちゃんは、三輪車などにまたがりながらひとりでお出かけするシーンをよく見かけます。「しっかりしていてエラい」と褒めてあげたいところですが、冷静に考えるとタラちゃんはまだ3歳。今では3歳児をひとりで遊びに行かせでもしたら、ネグレクトを疑われてしまう時代です。ネットでもタラちゃんの行動を見た人から「同じ3歳児を持つ親としてハラハラしてしまう」と心配の声が多数あがっていました。

 実際に確認してみると、確かにタラちゃんはひとりで公園に行ったり、ガールフレンドであるリカちゃんの家に遊びに行ったりと、3歳児とは思えない活発さです。一般的に3歳児は自我が芽生えて「自分のやりたいこと、やりたくないこと」がハッキリしてくると言われているので、ひとりで遊びに行ってしまうタラちゃんの行動は自然なのかもしれません。

 しかし「タラちゃんタダです」の回では、サザエさんがひとりで出かけようとバスに乗ると、タラちゃんが追いかけてきてバスに乗り込んでしまうという、小さな子供らしいエピソードも。この行動から見ても、まだまだお母さんにベッタリなごく普通の3歳児らしさが感じられます。特別にタラちゃんが天才だという話ではないようですね。

 アニメ『サザエさん』の放送が開始されたのは1969(昭和44)年。その頃は今よりも近所付き合いが濃厚で、周りの目が行き届いていた時代です。ネットでも「その頃は小さくても子どもだけで外で遊ぶのが普通」「子どもは歩けるようになれば、適当に外で遊んでたものだった」といったコメントがあり、当時の感覚では3歳児がひとりで遊びに出かける光景は当たり前だったのかもしれません。

 一方、『クレヨンしんちゃん』のしんのすけも、5歳児ながらひとりで友達の家に行ったり、親に託された買い物の荷物をひとりで家に運んだりする様子が描かれています。クレヨンしんちゃんが連載されたのは1990年代ですが、作中では近所の人とのやりとりも描かれ、昭和らしい人間関係も感じ取れます。

「幼児がひとりで外出」の描写は、現代の親目線で見るとツッコミを入れたくなりそうですが、逆に現在では懐かしい世界観を感じられるのも、『サザエさん』の楽しみどころといえるかも知れません。

(LUIS FIELD)

【画像】「タラちゃん」の10年後はイケメン少年! 話題が尽きない『サザエさん』(5枚)

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