昔は「互角」だったはずのクリリンとヤムチャ 差がついたきっかけは?
異星人が多い『ドラゴンボール』の世界で、クリリンとヤムチャは初期から登場する数少ない地球人戦士です。ふたりの戦闘力について、「かつては同じくらいだったが、どこで差がついたのか」とネット上で話題になっていました。いつ、どんな場面でふたりに差ができたと判断されたのでしょうか?
ヤムチャは油断していなければ強い?
『ドラゴンボール』にはサイヤ人を筆頭に多くの異星人が登場し、すさまじい戦闘力を披露してきました。そんななか、クリリンとヤムチャはどちらも地球人の戦士です。悟空との付き合いも長く、同じ戦場に立ったことも少なくありません。
そんなふたりの戦闘力について、ネット上では「ヤムチャとクリリンはどこで差がついたのか」「少なくとも占いババが出てくるあたりまでは互角だった」と話題になっていました。
※この記事では『ドラゴンボール』のキャラの生死に関わる記述があります。
ふたりの実力差を感じるエピソードとして挙げられているのが、サイヤ人の地球襲撃です。この戦闘でサイバイマンの自爆によってヤムチャは死亡しましたが、クリリンは3匹のサイバイマンを倒しました。サイバイマンを倒せたかどうかで、ふたりの実力差が描かれていると言われています。
しかし、サイバイマン戦のヤムチャの死は油断によるもので、「戦闘面ではサイバイマンを圧倒していた」という意見も。他にも「命は奪わないという武闘家の矜持(きょうじ)でサイバイマンを殺さなかっただけ」「すでに一度死んでいて復活できないクリリンを守るために先に戦ったのでは?」と、ヤムチャを擁護する意見もありました。
サイバイマンに「自爆」という攻撃方法があるとは誰も知らなかったため、ヤムチャが負けた理由が戦闘力の低さとは言い切れないのかもしれません。またクリリンはサイバイマンを倒していますが、それはヤムチャが殺された後のこと。ヤムチャとクリリンの戦う順番が逆だったら、結果は変わっていた可能性もあります。
その他に実力差が描かれているシーンとして、「クリリンは天下一武道会の時点でマジュニア(ピッコロ)に警戒されていたよね」「ナメック星で最長老がクリリンの潜在能力を開放してるのが大きい」といった意見もありました。「クリリン対ヤムチャの直接対決は一度もなかった」という指摘もあり、ふたりが戦っていたらどんな結果になったのか、気になるところです。
(マグミクス編集部)