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「期待大」な23年アニメ化作品・3選 マンガ原作ファンから「懸念」も

2023年に入り、マンガ界では人気作品のアニメ化が続々と発表されています。ネット上でも「待っていました!」「アニメ化おめでとう!」など、祝福と歓喜の声で大賑わいという状況です。今回は「大バズり中」のラブコメや、ファン待望の期待集まる作品まで、選りすぐって紹介します。

「映画みたいなクオリティ」と期待の声

『薬屋のひとりごと』の主人公の猫猫が宮中へ向かう後ろ姿のキービジュアル (C)日向夏・主婦の友インフォス/「薬屋のひとりごと」製作委員会
『薬屋のひとりごと』の主人公の猫猫が宮中へ向かう後ろ姿のキービジュアル (C)日向夏・主婦の友インフォス/「薬屋のひとりごと」製作委員会

 2023年初頭から、マンガ界では人気作品のアニメ化が次々と発表されています。ネット上でも、アニメ化を熱望していたファンたちから「おめでとうございます!」と、祝福する声が飛び交い、大賑わいです。今回は、アニメ化前から高い人気を誇るマンガ作品や、毎話話題になっているラブコメまで、期待の3作品を紹介します。

 まず初めに紹介するのは、「小説家になろう」発の作品『薬屋のひとりごと』です。原作小説、コミカライズ版も人気の同作は「いつアニメ化されてもおかしくない」と言われていた作品でした。物語の舞台は、中華系の架空の国。後宮に「毒見役」として勤める主人公の少女・猫猫(マオマオ)が、王宮内に蔓延る謎の事件を薬学の知識を用いて解決していく、ミステリー・ファンタジー作品です。

『薬屋のひとりごと』のプロジェクトPVを見る限りでは、壮大な中国風宮廷の様子が丁寧に描かれており、一瞬にして引き込まれそうな作画のクオリティでした。ネット上では「映画みたいなすごいアニメーション!」「でも、クオリティの高すぎて延期とかならんか不安」「映像技術すごすぎて制作費も高そう」など、アニメのクオリティが高すぎて逆に心配する意見まで出ています。

 続いては、2018年11月から「ガンガンJOKER」にて連載が始まった『好きな子がめがねを忘れた』です。Twitterでも話題沸騰となったラブコメディで、ストレートなタイトルから分かる通りの、甘酸っぱい青春模様が味わえます。

 主人公・小村くんの隣の席に座る三重さんは、よくメガネを忘れてしまう、ボーっとした女の子。極度に目が悪い彼女をフォローする小村君ですが、三重さんの距離感に毎度顔を真っ赤にしてしまいます。中学生らしくじれったいふたりの、青春物語のアニメ化が決定した時は、多数のファンから喜びの声が上がっていました。

 奥手な小村くんですが、かなりの高確率でメガネを忘れてくる三重さんを、なんとかフォローしようとします。けれども、「ド天然女子」である三重さんの無意識な近さにドキマギする小村くん。寝ぼけた三重さんからお父さんと間違われたり、初めてのデートでケーキを食べさせようとしたり、ふたりのやり取りにニヤニヤが止まりません。そっと見守りたくなるようなふたりの絶妙な距離感が、見る者の心をくすぐります。

 最後は、原作マンガもSNSでたびたび話題になる、『僕の心のヤバイやつ』です。陰キャの主人公・市川京太郎と、天然美少女なヒロイン・山田杏奈が織りなす青春ラブコメディとして、人気を集めています。一時期は最新話が公開される度にTwitterでトレンド入りするなど、かなりの注目を浴びている同作。ニヤニヤしてしまう要素が多いラブコメで、どんなアニメになるのか、楽しみな人も多いでしょう。

 同作は4月1日(土)の深夜1時30分から、テレビ朝日系全国24局ネット「NUMAnimation」枠にて放送開始となります。

(LUIS FIELD)

【画像】どちらも気になる!2023年に「実写化」される作品!(5枚)

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